機能別団員活動状況の紹介
大津市消防団機能別団員（学生団員）の活動状況を紹介します。
消防団の団員数は年々減少しており、自然災害が頻発している現状において、消防防災体制の備えは喫緊の課題であることから、若い力を大規模災害時に発揮してもらい、市民の安全確保に尽力してもらうため、機能別団員制度を新たに取り入れました。
大津市では、令和3年4月1日から機能別団員（学生団員）制度を制定し、令和3年5月1日に市内大学生5名の機能別団員が入団されました。
機能別団員とは、消防団の充実強化（消防団の加入促進）に向けた取り組みとして国が示す制度で、能力や事情に応じて特定の活動にのみ参加する消防団員で、時間帯を限定した活動や特定の災害種別に限定した活動等、消防団の活動を補完、補助する役割を期待されています。
大津市消防団では、大規模災害時のみに特定した任務に対応する大規模災害団員を機能別団員として採用し、大学生等の若者の入団により組織の更なる充実強化と活性化を図り災害に強いまちづくりを推進しています。
機能別団員（大規模災害団員）の具体的な業務
1. 大規模災害発生時
- 避難所運営補助活動（支援活動）
2. 平常時
- 各種研修（救命講習、消防訓練や避難所運営に関する研修）への参加
- 学区・地域での訓練、講習（防災・消火・応急手当）への出動
- 消防・防災広報啓発活動等への参加
放水訓練の様子
火災予防運動に伴う防火広報イベントの様子
