介護職員へのインタビュー

更新日:2024年09月11日

介護職員にインタビューする様子
特別養護老人ホーム長等の里の建物の写真

「介護の仕事」の魅力を発信するため、介護現場で活躍されている特別養護老人ホーム長等の里の谷口聖奈さんに介護の仕事の「やりがい」や「楽しさ」についてお話をお伺いしました。

いつもどんなお仕事をしている?

谷口さん 食事の記録やトイレ誘導、入浴介助など、利用者の生活全般のサポートや健康状態のチェックなどを行っています。また、歌を歌ったり、ラジオ体操をしたり、リハビリを兼ねたレクリエーションも利用者の皆さんと一緒にするなど、1日楽しく過ごしています。

インタビューを受けている介護職員の様子

介護の仕事に就いたきっかけは?

谷口さん 高校では、家族からの勧めもあり、福祉科のコースを選択しました。そのコースでは、介護福祉士の資格が取得でき、その資格を生かしたいと思い、介護施設に就職しました。

介護の仕事のやりがいは?

谷口さん 毎日利用者さんと一緒に過ごすなかで、介護職でしか味わえないやりがいを毎日感じています。利用者さん一人ひとりに合わせた、きめ細やかな支援が必要なので悩むこともありましたが、皆さんの笑顔が見られるととても嬉しいです。これほど毎日人と密接に関われる仕事は、なかなかないと思います。

介護の仕事をしていてうれしかったことは?

介護職員と一緒に歩く利用者の様子

谷口さん 仕事を始めて3か月くらいになりますが、最初は何をすればいいかわからず、先輩からいろいろなことを教えてもらったり、先輩の動きを見ていたりして、自分のできることが増えてきました。

介護の仕事をしていて、困ったことや難しいと感じたことは?

介護職員と利用者が楽しく話している様子

谷口さん 利用者の皆さんは、それぞれできることやできないことがあり、何かするペースにも違いがあり、その人にあったサポートをすることに苦労しました。

また、喜怒哀楽の感情の変化が大きい方で、気持ちが落ち込んでおられたりすると、どのようにしてあげればいいのかわからない時もありました。

困ったことや難しかったことをどうやって解決した?

谷口さん 利用者の皆さんを理解することがとても大切で、できるだけ声をかけて、今どんなことを思っておられたり、感じておられるのか、皆さんと話しながら、どういうサポートが必要か考え、対応しています。

今後の目標は?

利用者と介護職員が楽しそうに話している様子

谷口さん 今は、介護の仕事に一生懸命になっていて、自分のことが考えられていないので、私生活も充実できれば、もっと仕事も頑張れるのではないかと思っています。休みでも仕事のことを考えてしまい、夢でも仕事の夢を見てしまいます。でも、利用者の皆さんとお話をしている楽しい夢です(笑)

まだまだ、自分の思い通りに仕事ができないので、先輩のようにテキパキと動ける介護職員になりたいと思います。

これから就職活動をしようとしている人へのメッセージ

介護職員がメッセージを伝えている写真

谷口さん 介護の仕事は、様々な人と関りをもてる仕事で、自分自身をこんなに必要としてくれる皆さんと一緒にいれる「最高の仕事」です。利用者の皆さんと目があったりすると、皆さん最高の笑顔を見せてくれます。

介護の仕事は、これからもますます高齢化が進み、必要とされる仕事で、高齢者がおられる限りなくならない仕事なので、ぜひ介護の仕事も選択肢の1つにしてもらえたら嬉しいです。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 介護・福祉人材確保対策室
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