新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症とは
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV2)による感染症です。2023年5月8日に5類感染症に移行しました。
ちょっと気になる感染症「新型コロナウイルス感染症」 (PDFファイル: 71.9KB)
症状について
発熱、咳、鼻水、咽頭痛、倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛、嗅覚・味覚障害、下痢などの症状が起こります。
重症化すると、重篤な肺炎症状による呼吸不全やその他合併症が起こります。
症状の悪化しやすい人
高齢者(65歳以上)、喫煙者、高度肥満(BMI30以上)の人、妊婦、基礎疾患がある人(心血管疾患、呼吸器疾患、精神神経疾患、糖尿病、慢性腎臓病など)
感染経路と潜伏期間について
感染者から咳、くしゃみ、会話等の時に排出されるウイルスを含む飛沫又はエアロゾルを吸い込むことによる感染(飛沫感染)、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる感染(接触感染)があります。
新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、ボール紙では最大24時間生存します。
潜伏期間は1日から7日です。無症状病原体保有者からの感染の可能性もあります。
発症の2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しており、他者へ感染させる可能性があります。特に発症後5日間はウイルス排出量が多く、他人に感染させるリスクが高いと言われています。
後遺症(罹患後症状)について
COVID-19に罹患した後に、感染性は消失したにもかかわらず、他に原因が明らかでなく、罹患してすぐの時期から持続する症状、回復した後に新たに出現する症状、症状が消失した後に再び生じる症状の全般をさしています。
少なくとも2か月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないものとされています。
症状が続く場合、まずはかかりつけ医や診断を受けた医療機関に相談しましょう。
学校保健安全法における取り扱い
新型コロナウイルス感染症は「発症後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」出席停止とされています。
予防について
- 咳エチケットを守りましょう。
- のどの違和感など軽い症状であってもマスクを着用しましょう。
- 石鹸でこまめな手洗いをしましょう。
- 室内の換気をしましょう。
- 共有部分の消毒をしましょう。70%以上のアルコールまたは0.05%の次亜塩素酸ナトリウムによる消毒が有効です。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161
保健予防課にメールを送る
更新日:2025年09月09日