11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です
抗菌薬(抗生物質等)の不必要・不適切な使用により、抗菌薬が効かなくなる、あるいは効きにくくなることを「薬剤耐性(AMR)」といいます。
AMRに対して、このまま何も対策がとられないと、2050年には全世界でAMR関連の死亡者数は毎年1000万人に上り、がんによる死亡者数を上回ると言われています。
薬剤耐性菌が広がらないようにするためには、多くの人が抗菌薬について正しい知識を持つことが大切です。
薬剤耐性を防ぐためにできること
- ウイルスが原因の感染症に、抗菌薬(抗生物質)は効きません。
抗菌薬は、細菌に効くお薬です。
ウイルスによる感染症の場合は、抗菌薬が処方されません。
医師の診断に従って、抗菌薬を不必要に求めないことが重要です。
- 処方された抗菌薬は、医師の指示通り内服しましょう。
処方された飲み方を守ることは、病気を確実に治し、副作用を減らすためにとても大切です。
処方された量、回数、期間を守らないと、抗菌薬が効かない細菌(薬剤耐性菌)ができてしまうことがあります。
処方された抗菌薬をとっておいて後で飲んだり、他の人に処方された抗菌薬をもらって飲んだりしてはいけません。
- 基本的な感染対策をしましょう。
日々の手洗いや規則正しい生活を心がけ、免疫力が低下しないようにしましょう。
必要なワクチンを接種し、ワクチン接種により予防できる感染症にかからないように努めましょう。
参考リンク集
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更新日:2025年10月20日