幼児期の栄養について
幼児食とは
離乳が完了する1歳~1歳6か月頃から就学前の6歳頃くらいまでの子どもを対象とした食事のことをいいます。
幼児期の食育
幼児期は、乳児期同様に成長と発達の最も大切な時期です。食べることを習得し、食事のマナー等も身につけていく食習慣の原点でもあります。
食生活の大部分を担う家庭において、大人は自分自身の健康に留意した食生活を実践するとともに、子どもの欠食や孤食をなくし、「食」に感謝する心や「食」に関する正しい知識を伝えていきましょう。
「楽しく食べる子ども」に成長していくために、下記の5つのことを目標としましょう
- 食事のリズムがもてる
食事の時、おなかはすいていますか?
- 食事を味わって食べる
おいしさを見つけられますか?
- 一緒に食べたい人がいる
食事の時間は楽しいですか?
- 食事づくりや準備にかかわる
一緒に食事づくりしていますか?
- 食生活や健康に主体的にかかわる
食べものの話をよくしていますか?
(厚生労働省「楽しく食べる子どもに 食からはじまる健やかガイド」より
家族で共食(きょうしょく)をすすめましょう
共食とは、家族が食卓を囲んでコミュニケーションを図りながら、一緒に食事をとることをいいます。
共食は、食育の原点であり、子どもへの食育を推進していく大切な時間と場であると考えられることから、家族との共食を可能な限り推進していきましょう。
幼児期に必要な栄養量の目安
肥満について
赤ちゃんの頃には太っていた子どもも、幼児期に入るとスマートな体つきになってきます。ところが、甘いものや刺激の強いもの等への要求が強くなったり、食べ過ぎる傾向が見られたりすると、肥満に結びつきやすくなり、徐々に体重の増加が目立ってくることがあります。
幼児期から食事を含む生活習慣を見直して、肥満になりにくい環境を整えましょう。
おやつについて
おやつは、子どもたちの楽しみであったり、1日に必要な栄養量を3回の食事で摂りきれない場合に、それを補うための食事の一部と考えます。
甘いお菓子やスナック菓子ばかりを与えるだけでなく、牛乳や果物とうまく組み合わせましょう。また、次の食事に影響がでないように、食べる時間や量をあらかじめ決めておきましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
こども総合支援局 母子保健課
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更新日:2025年02月17日