学校給食 献立の内容について
学校給食の目標
学校給食法において、次の7つの目標が定められています。
- 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
- 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
- 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
- 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
- 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
- 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
- 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
学校給食摂取基準
区分 | 児童 (6歳~7歳) |
児童 (8歳~9歳) |
児童 (10歳~11歳) |
生徒 (12歳~14歳) |
---|---|---|---|---|
エネルギー(キロカロリー) | 530 | 650 | 780 | 830 |
たんぱく質(パーセント) | 学校給食による摂取エネルギー全体の13%から20% | |||
脂質(パーセント) | 学校給食による摂取エネルギー全体の20%から30% | |||
ナトリウム(グラム) (食塩相当量) |
1.5未満 | 2未満 | 2未満 | 2.5未満 |
カルシウム(ミリグラム) | 290 | 350 | 360 | 450 |
鉄(ミリグラム) | 2 | 3 | 3.5 | 4.5 |
ビタミンA (マイクログラムレチノール当量) |
160 | 200 | 240 | 300 |
ビタミンB1(ミリグラム) | 0.3 | 0.4 | 0.5 | 0.5 |
ビタミンB2(ミリグラム) | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.6 |
ビタミンC(ミリグラム) | 20 |
25 |
30 | 35 |
食物繊維(グラム) | 4以上 | 4.5以上 | 5以上 | 7以上 |
亜鉛(ミリグラム) | 2 | 2 | 2 | 3 |
上記の表は、全国的な平均値を示したものになります。学校給食ではこの摂取基準をもとに献立をたてています。
食事の内容
学校給食は「ごはん又はパン」「飲み物(牛乳)」「おかず」からなっています。
ごはん
- 1週間に4回。(麺になることもあります)
- 炊飯工場に委託して炊いてもらっています。
- 大津市産キヌヒカリ、滋賀県内産みずかがみに、7パーセントの麦(米粒麦)を混ぜて使用しています。
- 大津市産みずかがみ100%の白ごはんも登場します。
- 他にも、赤飯、発芽玄米ごはんなどの変わりごはんも登場します。
1人あたりの米の平均使用量
小学生(低学年):50グラム
小学生(中学年):70グラム
小学生(高学年):90グラム
中学生:100グラム
パン
- 1週間に1回。(麺になることもあります)
- 小麦粉(滋賀県産小麦粉100パーセント)に、脱脂粉乳、砂糖、塩、マーガリン、イースト等を加えて焼かれています。主食としておかずと一緒に食べるため、市販のパンよりも砂糖や油脂を控えています。
- パンの大きさは小学生の低・中・高学年、中学生の4段階です。
パンの種類
コッペパン・バターリッチパン・黒糖パン・玄米ロール・米粉入りパンなど
牛乳
牛乳は200cc(1本)が毎日つきます。発育期の子どもたちに必要なカルシウム、ビタミン、たんぱく質などを補います。
また、月に2回程度、飲むヨーグルトが登場します。
副食(おかず)
- 食品の持ち味を生かした「手作り」が基本です。
- 煮物、揚げ物、焼き物、炒め物、蒸し物、汁物などバラエティに富んだ料理を心がけています。
- 行事食、郷土料理、外国料理などもとり入れています。
- だしは削り節、昆布、煮干しなどでとり、うす味でもおいしく食べられるよう工夫しています。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 学校給食課
〒520-8575 市役所別館2階
電話番号:077-528-2636
ファックス番号:077-525-0410
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更新日:2023年04月03日