4.離乳食をはじめる時期
赤ちゃんの発達には、個人差があります。赤ちゃんの様子をよく観察して、下記の様子が見られるようであれば、離乳食をはじめましょう。
正期産(37週0日~41週6日の出産をいう)であれば、生後5~6か月頃が一般的な開始時期といわれています。
離乳食をはじめる時期の赤ちゃんの様子
- 首のすわりがしっかりして寝返りができる。
- 支えてあげると、座っていられる。
- 食べ物に興味を示す。
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。
赤ちゃんは、口唇に触れると反射的に口を開き、舌が押し出ます。さらに奥まで入ってきたものに対しては、チュチュと吸う動きをします。この反射は、生後5~7か月頃にかけて少しずつ消え始めます。その後、だんだんスプーンが口に入ることも受け入れられていくようになります。
最初はうまくいかなくても、だんだん上手に食べられるようになります。あせらず、ゆったりとした気持ちで、やさしく話しかけながら、楽しい雰囲気で食べさせてあげましょう。
離乳食のすすめ方のポイント
離乳食の進み方は、それぞれ赤ちゃんの発達や食欲によって違います。また、その日の体調や運動量、機嫌などによっても異なりますので、赤ちゃんの心と体の発達や個性を大切に下記のポイントで離乳食を進めましょう。
- 毎日無理なく続けられる一定の時刻に与えましょう。
- 大人の都合で、離乳食を中断するのはやめましょう。(赤ちゃんが下痢や熱などの病気になった時は別です)
- 初めて使う食品は一つずつ増やしていきましょう。
- 味付けは素材の自然な味を生かして、味つけしないか、ごく薄味を心がけましょう。
- 材料は安全で新鮮なもの、旬のものを使いましょう。
- 衛生面には十分に注意しましょう。(手洗い・食材・調理器具の洗浄など)
- 赤ちゃんの食べる様子を見ながら、形態や分量を調節しましょう。
- 離乳食が進み食材がそろってきたら、栄養バランスのとれた献立にしましょう。
- 無理強いしない。しかし嫌いと決めつけないで、またチャンスをみて与えてみましょう。
食べさせ方のポイント
赤ちゃんの口は、母乳やミルクを吸うのに適した形をしていますが、やがて乳歯がはえ、それを支えるあごの骨の形が変化し、舌の位置も変わってきます。
この頃に離乳食をはじめ、口唇や舌の動かし方、さらにあごの開け閉めの仕方、そして咀しゃく(噛むこと)を覚えていきます。それぞれの機能の発達段階に合わせた「食べさせ方」「離乳食の形態」「スプーンの形」などを工夫しながら進めていきましょう。
食べる機能の発達には、個人差があります。まずは、赤ちゃんの食べる様子をよくみて進めていきましょう。
食べる姿勢
食事をする時、首の角度は垂直またはやや前傾になっています。首が後ろにガクンと倒れてしまったり、寝かせた状態だったりでは、飲み込むことが難しくなってしまいます。首の傾きに注意しましょう。
スプーンの使い方と食べさせる分量
- スプーンは、赤ちゃんの口に合わせた大きさや形を選びます。
5か月~8か月頃:平らなスプーン
9か月頃~:くぼみのあるスプーン
- 赤ちゃんの口の大きさに合わせた分量をすくいます。
「早く食べてほしい」「あまり食べてくれないから、一度にたくさん食べさせたい」などの理由でたくさんすくうのはやめましょう。
- 口を開いて、スプーンですくった食べ物を舌の先にのせます。
舌の真ん中や奥に突っ込むと飲み込むのがむずかしくなります。
- 口が閉じるのを待ってから、スプーンを抜きます。
食べさせる時は、下唇の上にスプーンをのせ、上唇が閉じるのを待ってからスプーンを抜きましょう。上唇の機能を発達させるためにも、口が開いてないのに押し込んだり、口が閉じないうちに上唇になすりつけてスプーンを抜いたりしないようにしましょう。
食べる機能の発達の目安について
5・6か月
口に入った食べ物を嚥下えんげ(飲み込む)反射が出る位置まで送ることを覚える。
7・8か月
口の前の方を使って食べ物を取りこみ、舌と上あごでつぶしていく動きを覚える。
9~11か月
舌と上あごでつぶせないものを、歯ぐきの上でつぶすことを覚える。
12~18か月
- 口へ詰め込みすぎたり、食べこぼしたりしながら、一口量を覚える。
- 手づかみ食べが上手になるとともに、道具を使った食べる動きを覚える。
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こども総合支援局 母子保健課
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更新日:2026年04月16日