子どもの防犯上のポイント

更新日:2023年08月28日

お子さんが被害者になる犯罪が発生しています。

お子さんが被害に遭わないようにするためには、ご家族の見守りとともに、子ども自身が、自分の身は自分で守らなけらばならないことを理解し、行動することが大切です。

家族で守る「我が家のルール」にしてください。

一人で遊ばない

お子さんが犯罪に巻き込まれるケースで多いのは、1人でいる時です。できる限り1人で遊ばないように指導してください。

外出時には、必ず「行き先」を言う

外出時には、必ず、誰と、どこで、何をするか、何時ごろ帰って来るかを言うようにさせてください。何も言わないで外出しようとするときは、必ず行き先を聞いてください。

何かあったら大声で助けを呼ぶ

万一、危険な目にあっても、恐怖心で声が出せない、助けを呼べないといったことも考えられます。日頃から何かあったら「助けて」と大声を出す訓練をしてください。

何かあったら必ず言う

危険な目にあったら、必ず、「今日こんなことがあった」と家の人に話すように、お子さんを指導してください。なお、お子さんが何でも話ができるよう日頃のコミュニケーションを大切にしましょう。

お子さんと一緒にご確認ください。

不審者に声をかけられた時に逃げ込む「こども110ばんのおうち」の場所と、助けを求める方法

地域ぐるみで子どもの安全を守るため、通学路や公園周辺などで子どもが被害に遭いそうになったときに、助けを求めて駆け込める場所が「こども110ばんのおうち」です。

こども110ばんのおうちに指定された民家やコンビニエンスストアなどに、子どもが駆け込んできた場合、その子どもを保護して110番通報を行います。

大津市内では、「こども110ばんのおうち」の目印として、黄色のロードコーンを置いています。いざという時に、近くの大人に助けを求めることができるよう、お子さんに「こども110ばんのおうち」の場所と利用の方法を教えておきましょう。

町の中にある人通りの少ない場所、危険な場所

お子さんが一人になりやすい、あるいは犯罪に巻き込まれやすい場所をご一緒に見て歩き、「ここへは近づかないようにね」と教えましょう。また、ご近所の危険な場所マップもお子さんと一緒に作ってみるのも一つの方法です。

一人で遊んでいるお子さん、遅くまで遊んでいるお子さんへの「ひと声」

お子さんが被害者になる犯罪を防ぐためには、地域ぐるみの取り組みが必要です。一人で遊んでいたり、遅くまで遊んでいるお子さんには早く帰るよう促してください。また、不似合いな子ども連れを見かけたら一声かけるか110番通報してください。子どもは地域全体の目で守りましょう。

お子さんから、不審者に関する情報を得た場合の最寄りの「警察署」「交番」への連絡

どんなに小さいことでも通報してください。それが犯罪防止につながります。

お子さんの目線で、防犯対策をご指導ください。

5つのお約束をお子さんと一緒に覚えてください。

  1. 一人で遊びません
  2. 知らない人には、ついて行きません
  3. 連れていかれそうになったら、大きな声で助けを呼びます
  4. 誰と、どこで遊ぶか、何時に帰る、おうちの人に言ってから出かけます
  5. お友達が連れて行かれそうになったら、大人の人にすぐに知らせます

家のまわりに危険な場所がないか、お子さんと一緒に考えてみてください

大人の目と子供の目では、危険な場所が異なる場合もあります。また、普段、子供が行く場所と大人が行く場所も違います。お子さんと一緒に散歩でもしながら、どんな場所が危険かを一緒に考えてみましょう。そして、それをもとにして、どんな対応方法をとったらよいかを話し合ってください。

一方通行ではなく、「あなただったらどうする」と問いかけましょう

「こうしてはいけない」「ああしてはいけない」と一方的に教えるよりも、日常生活で危険性のある場所に行った時など「あなただったらどうする」と聞いてから、正しい方法を教える方が、お子さんの、防犯に対する意識が高まり効果的です。

寸劇やゲームなどの類似体験によって、なぜそれが恐いことなのかを理解させるとよいでしょう

年少のお子さんには、寸劇やゲームなどの指導方法が理解しやすく、万一の際の適切な対応に効果的です。

繰り返しお子さんに問いかけて、しっかり身につくように、ご指導ください

お子さんの防犯指導は、「繰り返し」が基本です。日常生活の中で、何回でも繰り返して指導するようにしましょう。

防犯ブザーを持たせましょう

自分で大きな声を出す代わりになるのが防犯ブザーです。危険を感じたら、ブザーを鳴らせるように手の届く場所につけましょう。定期的に電池は切れていないか、ブザーはきちんと鳴るか確認しておきましょう。

子どものイラスト

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