市長記者会見(令和8年7月23日)

更新日:2026年08月26日

  • 日時 令和8年7月23日(木曜)11時10分から
  • 場所 大津市役所 新館2階 災害対策本部室

市長定例記者会見(8月)

(注)JIS規格以外の文字については、代替文字で対応しています。ご理解をよろしくお願いします。

市長説明

 皆さん、こんにちは。

 本日もお忙しい中、定例記者会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。また、平素より記者クラブの皆様には、市政の情報を広く発信していただき、感謝申し上げます。

 まず初めに、7月1日付で志々田武幸副市長が就任いたしました。よろしくお願いいたします。

 それでは、本日は発表事項として2点申し上げます。

 1つ目は、大津市科学館プラネタリウムのリニューアルについてです。

 大津市科学館は県内唯一の公設科学館であり、なかでもプラネタリウムは大変な人気を集めております。日本プラネタリウム協議会の調査によりますと、全国に102ある座席数99席までの「小規模館」と呼ばれる施設のうち、大津市科学館は令和6年度まで4年連続で全国2位の観覧者数となっています。

 一方で、平成24年の前回リニューアルから14年が経過し、機器などの老朽化が進んでいることから、今回、国の交付金なども活用しながらリニューアルをすることといたしました。

 今回のリニューアルでは、最新のデジタル投影機器へ更新するとともに、これと併用する形で光学式投影機を新たに導入いたします。星空をこれまでより精緻に表現できるだけでなく、プラネタリウムシステム全体の安定性を高めてまいります。

 また、ドームスクリーンを全面的に張り替えることで、より鮮やかな星空や映像を楽しんでいただけるようにするほか、臨場感を増すために音響設備も更新いたします。

 事業の実施に当たりましては、プロポーザル方式を採用し、高知みらい科学館や京都市青少年科学センターなどで整備の実績がある、株式会社五藤光学研究所をこのほど選定いたしました。

 なお、事業費は約3億900万円となっております。今後、市議会の議決を経て正式に契約を締結する予定です。

 このリニューアルに伴いまして、現在のプラネタリウムは10月4日(日曜)の営業を最後に休館いたします。来年、令和9年4月頃まで館内の工事や機器の入れ替えなどを行い、その後、リニューアルオープンをすることとしております。

 皆様にはこの間、ご不便をおかけいたしますが、何卒リニューアルのためということで、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 引き続き、プラネタリウムでの体験を通して子供たちの科学への探究心を育むとともに、市民の皆様にとってより魅力のある施設となるよう取り組んでまいります。

 2つ目は、広報紙「広報おおつ」創刊1500号を記念した取り組みについてです。

 現在、毎月1回発行している広報紙「広報おおつ」は、創刊76年を迎える本年10月号をもって、創刊1500号を数えます。この節目に合わせまして、市民の皆様にご参加いただける取り組みを3か月連続で実施いたします。

 市民の皆様に「広報おおつ」を通じて、まちを巡り学んでもらえるきっかけにしていただきたいと思っております。

 また、広報紙だけでなく、ウェブやSNSなども組み合わせ、より効果的な情報発信につなげていきたいと考えています。

ミッションノート

 まず、8月号の特集は「2026夏を攻略せよ!我が家のクール大作戦」として、夏休みに合わせた企画をご用意いたしました。「広報おおつ」ウェブサイトや公共施設で配布するミッションノートを使って、図書館や歴史博物館などを巡りながら、地域や環境について楽しみながら学んでいただきます。 

 続く9月号では、令和8年度びわ湖大津観光大使の2人が、成瀬シリーズゆかりのスポットなど市内の小説や映画、ドラマの舞台を巡り、自ら撮影した写真を使ってオリジナルのZINE、手作りの本でありますが、ZINEの作成に挑戦いたします。

完成したZINEは「湖都の葉マルシェ」の会場で展示するほか、制作過程のショート動画を作成し、「広報おおつ」ウェブサイトでも公開する予定となっております。

 創刊1500号記念号となる10月号では、昭和25年の創刊以来76年間にわたる「広報おおつ」の歩みを、当時の紙面とともに振り返りたいと考えております。

 10月3日(土曜)に開催される予定の「湖都の葉マルシェ」会場内の広報課ブースにおきまして、このミッションノート達成者への特典ステッカーの配布や、びわ湖大津観光大使が作成したZINEの展示、さらには「広報おおつ」バックナンバーの展示などを行う予定です。

 また、詳細が決まり次第、「広報おおつ」10月号にてご紹介いたします。

 私からは以上です。

質疑応答

京都新聞 大きく3点質問させていただきます。

 1点目ですが、7月5日の滋賀県知事選挙で三日月大造知事が再選をされましたけれども、4期目の三日月知事に対して大津市から期待する点や要望などをお聞かせください。

市長 まずは、三日月知事の滋賀県政史上初めてとなります4期目のご就任を心からお祝い申し上げますとともに、これまでの3期12年のご経験をもとに、県政のさらなる推進に手腕を発揮していただけるものと考えております。

 本市といたしましては、本市の課題でもあります保育人材やまた医療・介護人材の確保ですとか、大津港の再整備をはじめとした大津湖岸なぎさ公園周辺のにぎわい創出に向けた連携、また県の道路整備アクションプログラムに位置づけられています瀬田川新橋などの社会資本整備が具体的に進展していくことを求めていきたいと思っていますし、また大いに期待をしているところであります。

京都新聞 2点目ですが、市立幼稚園再編等検討委員会から5月に答申がありました。その中で「市立保育園との再編、認定こども園化の検討を」という附帯意見もありましたが、この答申を受けて、再編計画の意義について改めてお伺いできればと思います。

市長 これまでから、繰り返し申し上げておりますように、近年、市立幼稚園の園児数が大幅に減少している状況を受けまして、学識経験者だけでなく、市立幼稚園の園長や地域、保護者など、様々な立場の方々で構成された大津市立幼稚園再編等検討委員会において、1年以上にわたって議論され、まとめられた答申であります。

 本市におきましては、これまでに伊香立、仰木、雄琴、日吉台、藤尾の各幼稚園で既に再編がなされておりますが、いずれもこうした全体の議論を経ずに、地元との協議のみでこの再編が判断されてきました。

 今回の検討委員会の答申というのは、今後の市の方針のよりどころとして重たいものだと思っています。この答申を踏まえた上で、よりよい就学前教育・保育環境のために、計画の策定に向けて市として取り組んでいきたいと考えています。

京都新聞 最後、3点目ですが、宿泊税についてお伺いします。

 検討委員会が行った事業者向けのアンケートでは、「オーバーツーリズムがある大都市で導入するもの」といったイメージを持つ方もおられるようです。市としては、答申を待つ段階であるとは思いますけれども、導入を検討するにあたって考えられている宿泊税の意図について改めてお考えをお聞かせください。

市長 まずは、検討委員会の委員長もおっしゃっているように、オーバーツーリズムの対策を目的としたものではないということ、そして、大都市だけが宿泊税を導入しているわけではないということについて、しっかりと説明を尽くしてまいりたいと考えております。

 その上で、第4期の大津市観光交流基本計画の策定に向けた意見交換などの場において、観光まちづくりを持続的かつ安定的に進めていくためには、自立的な財源の確保が必要であるという課題認識がなされているところでありますので、まずはこういったものを出発点としながら、専門的な見地から検討委員会における丁寧な議論に委ねてまいりたいと思っています。

毎日新聞 2点お尋ねいたします。先程の質問に関連してですが、幼稚園の再編計画の策定時期について、8月末の予定というのを一旦延長させるということでしたけれども、今のところ、どのようなスケジュールを、もちろん議会との関係だということは承知しておりますけれども、市長の中でお考えのこと、スケジュールを教えてください。

市長 ご質問にありましたように、今回の検討委員会からの答申において、市立幼稚園と市立保育園の再編による幼保連携型認定こども園への移行に係る附帯意見が付されました。これにより、市立幼稚園だけの再編にとどまる枠組みではないということでありますので、現在、この附帯意見を踏まえた検討の進め方について協議を行っているところです。

 スケジュールとして8月末に策定を終えることは現実的に不可能であると思っておりますので、まずは今年度内を一つのめどにしたいと思っています。

毎日新聞 ありがとうございます。続いて、観光施策に関して2点ございます。

 まず、今年8月6日に開催される「びわ湖大花火大会」が、40回目という節目になります。このことについて、もちろん、ビューローのほうの実行委員会主催ということでありますが、大津で開催される一番メジャーな花火大会について、市長の期待と、ただ、市長としてはいろんなことの課題もあると思うので、これをどういうふうに繋げていきたいかということの節目に際してのお言葉をいただけますでしょうか。

市長 本市も実行委員会に参画しておりますので、その立場でお答えしたいと思います。

 まずは、40回目を迎える特別な大会ということであります。これまで、この花火大会を大切に思ってこられた市民の皆様の思いを受けて開催いただくことは大変うれしく思います。また、今年は新たにドローンショーをはじめとする様々な取り組みも予定されていると伺っておりますので、こういったことにも期待をしたいと思っています。

毎日新聞 最後に、びわ湖大津プリンスホテルとの実証事業として、8月からホテル送迎バスを利用した取り組みが開始されますが、担当者の方からは、デスティネーションキャンペーン以降を見据えた二次交通の確保を非常に強く意図していると伺いました。

 知事選でも二次交通、地域公共交通とかもいろいろ課題になったところですけれども、これを受けて、どのようにしていきたいというのが市長の中にあったらお願いします。

市長 今回の実証事業につきましては、二次交通の確保はもとよりでありますが、大津市内に宿泊されている方々の市内への周遊をこれから促進していかなければいけないと。ややもすると、大津で宿泊をしていただき、京都を観光していただくということになりがちでありますので、しっかりと市内にいざなう一つの手段として、今回、取り組みを始めようと思ったところであります。

読売新聞 先程の質問にもありました幼稚園の再編に関する件でお伺いします。

 答申案がある程度見えてきてから、地域住民の方や保護者の方からいろいろな意見書であったり、書面であったり、大津市に提出してこられております。その受け止めというか、その扱いについてまずどういうふうにお考えなのかなというのと、あと皆さん、自分たちの声を聞いてほしい、説明とか会話の場を設けてほしいと一貫して共通するところではあるんですけれども、それは今年度内をめどにとおっしゃっていました再編計画が固まる前の間にそういった会を設けるのか、それともそれ以降に設けるのか、それとも設けないのか、そのあたりも伺えたらと思います。

市長 まずは、皆様が幼稚園を大切に思われる気持ちを率直に受け止めたいと思っています。検討委員会の委員の皆様も、私たちもそうでありますけれども、やはり幼稚園が培ってきた大津の幼児教育のよきところは受け継いでいきたいという思いで、この再編計画を進めておりますので、このことは共通するところだと思っています。

 その上で、どのような形で皆様のお声をお聞きするかにつきましては、現在、計画策定に向けたスケジュールを含めて検討しているところでありますので、この中でしっかりと検討していきたいと思います。

日本経済新聞 幼稚園の再編について追加でお伺いします。

 一昨日に、上田上幼稚園の方が市長に要望を、再編見直しということで要望を持ってこられたと思います。いろいろ説明なさっていたのを聞いておりましたところ、やはり小規模の幼稚園だけれども独特のユニークな教育をされているところがあって、そういったのが魅力になって、入園される方もいるということで、そういった小さくてもきらりと光る教育をされているところを大切にするというのも一つの重要なことかなと思ったんですけれども、先程お話しいただきました検討委とかのスケジュールの中で、そこの、要するに小規模であってもやっぱり残すべきところは残すみたいな検討は今後議題として入ってくるのか、それともやっぱりこれまでの基準に従って、割と話を淡々と進めていくということになるのか、そのあたりはいかがでしょうか。

市長 小規模のよさということは、それぞれのお立場がおありになるとは思っています。一方で、集団の中で子供同士が関係を築き、成長し合う教育を重視してきたことも、大津の幼児教育の大きな特徴の一つであります。

 集団規模は一定必要であるということが今回、学識経験者だけではなく市立幼稚園の園長も入ったこの検討委員会の一つの示された答申の中にも盛り込まれています。

 それとともに、特徴あるそういった教育をしてきたところ、例えば上田上幼稚園で言えば、秋になると地域の皆様のご協力のもと、園庭で焼き芋を行い、それを皆で並んで食べる、そんな取り組みもやっています。そのとき私も一緒に焼き芋を食べましたけれども、こういった良いことをやってきているということはしっかりと受け継ぎながら、一方で、先程申し上げた集団的な学びということをどのように担保していくか。これは両立することばかりではありませんけれども、やはりどちらも求めていかなければいけないと思っています。

滋賀報知新聞 宿泊税に関連してお伺いします。

 先日開催された第3回検討委員会の中で、民間が実施したアンケート結果の詳細が紹介されました。その中で、「宿泊税を導入した場合に使い道として優先すべき内容」の回答として、全体50件中最も多かったのは「観光地としての魅力向上」でした。一方で、「MICEの誘致」という回答は全体の4%、わずか3件にとどまっていました。

 近年、大津市はMICE誘致に力を入れていると伺っていますが、この数字を見る と、MICE自体がまだ市内に浸透していないのではないかと推察されます。

 改めてお伺いしたいのですが、MICEを誘致する大津市の可能性や今後の広報の必要性、例えば2030年には草津市と県が共同で全国都市緑化フェアを開催するといった発表もありますが、県とも連携して大津市の魅力を発信できるようなMICEに対する市長のお考えをお聞かせください。

市長 MICEは、本市の観光施策の柱ではありますけれども、その一つでしかありません。全ての観光事業者がMICEについて恩恵があるとは思っていませんが、観光地としての魅力を向上させていく、大津市の認知度を向上させていくための大きな取り組みの一つだと思っています。

 長い目で見て、大津がMICEの市として認知されることによって、大津も観光地として認知されていくという中長期的な取り組みの中で今行っていることですので、これはこれからも追求していきたいと思います。

 例えば、今年、「日ASEANのスマートシティ・ネットワークハイレベル会合」を誘致しましたけれども、こういったものも全ての観光事業者の皆さんにすぐに効果があるものではありません。しかし、ASEANの各国の皆さんが大津へお越しくださることによって、大津というまちを知っていただいて、それがまた将来的な誘客や、また情報発信につながっていくということを期待しておりますので、今アンケートでMICEを求める声が少ないからやらなくていいというものではないと思っています。

中日新聞 教育保育職についてお伺いします。

 教育保育職の件で、現在、議会で議決があってから、幼稚園の教諭、教育保育職で新しく採用された方が幼稚園の教諭には配属できないのか、されないのか、そういった状態が現在も継続中かと思うんですが、今後の方針であったりとか、新たにこういうことを考えておられるみたいなところが、もし進展がありましたらお伺いできればなと思っています。

市長 まず、教育保育職につきましては、令和9年度も引き続き採用を進めているところです。一方で、幼稚園教諭と保育士の職の統一に向けては、現在、職員組合に対して具体的な提案を求めているところでありますが、現時点では具体的な提案というのは出されていません。

中日新聞 先日、滋賀短期大学の閉学が発表され大変驚きました。あそこは、市内で保育士であったりとか幼稚園教諭の資格が取れるというところで、これまで大津市の教育・保育人材の育成に大きく貢献されてきたんですが、全国的にもどんどん少子化であったりとかで、大津市内でも閉鎖されるというところについて、滋賀短期大学の幼稚園・保育の資格が取れるところがまた減るということに対してのちょっと受け止めを伺えたらと思います。

市長 学校経営に鑑みて、本当に苦渋の決断であったと思っています。

 本市といたしましては、冒頭の京都新聞社さんからの質問にもありましたように、保育人材の確保に向けて、やはり本市だけで取り組めることではありませんので、こういったところでしっかり県として、全県の取り組みを進めていただきたいと思っています。

中日新聞 話は変わりますが、先日、「成瀬」の舞台化を見に行ってまいりました。来週には滋賀県でも開催される予定ですが、多くのファンが滋賀県に足を運ぶきっかけになるかと思います。そのあたり、どのような期待や考えをお持ちでしょうか。

市長 私どもが想定している以上に、「成瀬シリーズ」の効果として大津市を知っていただくきっかけになっていると改めまして実感しております。

 先日も首都圏の中学校が大津市に修学旅行に来てくれました。文学をテーマにして修学旅行を、大津のみならず滋賀県内を何カ所か回るということで計画をしてくださったんですけれども、そのきっかけは別のところにありましたが、子供たちの興味は成瀬シリーズの舞台だということで喜んでくれたと伺っています。

 今回の舞台化も含めて、現在、スタンプラリーを実施しておりますけれども、この成瀬シリーズによって、大津市と京都市で観光事業を連携して取り組むということは、実はまれなことでありまして、このような機会につながったということは我々としても大変ありがたく思っています。

中日新聞 私もスタンプラリーを集めて缶バッジをいただいてまいりました。好評で売り切れないか心配なくらいです。もう1点、「広報おおつ」1500号のZINEの作成について、市長としてどのような内容を盛り込んでほしいかなど、期待感があればお聞かせください。

市長 具体的な内容については、びわ湖大津観光大使のセンスに委ねたいと思いますが、昨年度、湖都の葉マルシェを初めて開催した際、このZINEと呼ばれる個人が自主的に作る印刷物・出版物でありますけれども、我々が想像している以上に様々な方が手がけているということに気づきました。こういったものを通して、大津のまちの魅力を知っていただくということも一つの手法として有効だと思いましたので、今回広報課が主体となってこういう取り組みにつなげてくれたものだと思っています。

NHK 少し前の発表の話題で恐縮なんですけれども、待機児童数は今年31人と100人以上減少しました。1年で100人減らすというのは相当の努力があったのではないかと思うんですけれども、まず市長の受け止めと、それから、これからも保育のニーズは高まっていくと思います。今後、人材確保はより厳しさを増していくと思いますが、今後の課題についても教えてください。

市長 この間、民間保育施設の整備を進めるとともに、本市としても保育人材の確保に努めてきました。そのことによって公立保育園の、特に課題となっていた1歳児の受入れというのは増加をしていますので、こういったことが寄与して待機児童数の減少につながったと思っています。

 一方で、待機児童数にはカウントされませんが、特定の園を希望して入所ができないお子様もいらっしゃいますので、引き続きこのことについては取り組んでいかなければいけないと思っています。

NHK もう1点、プラネタリウムについてなんですけれども、全国2位というのを初めて知ってちょっと驚いたんですけれども、少子化の中でこういう文化施設、博物館だとか科学館だとか、来館者数も減って運営が厳しいところもあるかと思いますが、大津市では、今、科学館はどういった運営状況で、さらにこの事業費も決して少ないものではないかと思うんですけれども、今回そうした中でも、建設費も上がっているかと思いますが、こういう大規模な改修を決められたという点ももう少し詳しく伺えますか。

市長 全国で99席以下の施設で、4年連続で入館者数、観覧者数が2位というのは、毎年科学館が広報を行っております。そこがしっかりと広報できていなかったことを今重く受け止めたいと思います。

 先程申し上げたように、子供たちの理科離れが言われている中において、科学に対しての探究心を育んでいく施設の大切さというのは、多分これまで以上に重要になってきていると思っています。

 そうした中で、ご指摘のように、多額の事業費を要する事業とはなりますが、説明でも申し上げたように、国の交付金で2分の1を賄う予定としております。

 これまでこういったものについて、なかなか財源が見いだせなかったんですけれども、今回この交付金の獲得ができたということも大きな背中を押してくれた要因であります。

時事通信 他県の事例で恐縮ですが、福岡県議会において、議長ポストをめぐって金銭授受があったのではないかというような話が出てきていますけれども、市長も市議会議員、県議会議員を務めておられた中で、こういうことが行われているということをどのように受け止めていらっしゃるかということ、また、県議会と県職員との関係がちょっといびつであったというか、そのようなこともあるようですが、議会との関係性について、大津市議会、大津市としてはどういうふうに職員との関係を考えていらっしゃるかをお伺いします。

市長 率直に申し上げまして、令和の時代にそのようなことが行われているというのは、にわかに信じ難いです。私自身、市議会議員、県議会議員として活動してまいりましたが、そのようなことは当然のことながら一切ありませんでしたので、驚きを禁じ得ません。

時事通信 職員の方と市議会議員の方とかの関係というか、そういう部分では、福岡県の場合は、細かい話かもしれませんが、委員会に入るときに立ち上がって出迎えるとか、それ以外にももろもろそういう根回しというような、そういうところで職員が疲弊していたというような話もあるわけですけれども、そのあたりはどういう姿が職員と議会との関係で望ましいとお考えかというのをお伺いします。

市長 極めて難しいのは、審議、審査していただく上で、説明は尽くさなければならないということであります。職員と議員の接点を失ってしまうことは、やはり適切な判断をいただけないことにもつながりかねないという思いを持っていますので、そこは良識の範囲で市議会、職員共に同じ方向を向いて、市政を前に進めていただければいいなと思っています。

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