大津市の花・木・鳥
大津市の花 叡山すみれ
「叡山(えいざん)」という大津市内の地名がついたスミレ科の多年草。可憐でひかえめな花は、誰からも好感が持たれる。日本に昔からある種で自然に恵まれた山地に自生している。松尾芭蕉が「野ざらし紀行」のなかで小関越をしたときに「山路きて 何やらゆかし すみれ草」と句を残しているなど、大津にゆかりの深い花である。

大津市の木 山桜(やまざくら)
日本原産の落葉広葉樹。「さざ波や志賀の都は荒れにしを 昔ながらの山桜かな」という有名な歌に代表されるように長等山は古くから桜の名所であり、市内各地で山桜にちなんだ和歌が詠まれている。現在でも、皇子が丘公園や長等公園など、市内の多くの公園に植えられ市民に親しまれている。

大津市の鳥 ゆりかもめ
かもめ科の冬鳥。ほぼ全身が白色でくちばしと足が赤い。その優美な姿から「都鳥」と呼ばれる。びわ湖周辺のどこでも見られ市民になじみ深い。冬鳥だが、びわ湖に留まるものも多く、年間を通して姿を見ることができる。渡り鳥として世界を広く移動することから「国際文化観光都市・大津」の国際性を象徴している。

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更新日:2018年08月27日