名誉市民について

更新日:2021年09月21日

   名誉市民とは、大津市の市民又は大津市に縁故の深い方で公共の福祉の増進又は学術芸術の進展に寄与し、もって広く社会の進歩発展に貢献され、市民の尊敬の的と仰がれる方に贈る称号で、その栄誉を表彰します。
 この制度は昭和33年から始まったもので、大津市名誉市民条例の規定により、市長が議会の同意を得て決定します。

これまでに表彰された名誉市民の皆さん

堤 康次郎 氏 昭和33年10月1日表彰

     明治22年3月7日生  昭和39年4月26日死去

業績
政財界における豊かな経験と識見により、常に指導と援助を惜しまれず、殊に本市が国際文化観光都市を標榜するや特に積極的に関心をよせられ、その基盤の確立に果たされた功績は誠に大である。

 

辛島 浅彦 氏 昭和33年10月1日表彰

     明治15年7月17日生  昭和40年10月15日死去

業績
昭和2年4月、石山に誘致された東洋レーヨン滋賀工場の創設にあたり、初代工場長として創設期における幾多の苦難をのり越え、卓見と強靱なる実行力をもって、遂に今日隆昌の基盤を確立させ、本市南部商工業地帯の開発の先駆をなし、本市発展の一大原動力となっている時、同工場の生みの親としての氏が残された業績は誠に大である。

 

竹内 角左衛門 氏 昭和33年10月1日表彰

     明治12年5月25日生  昭和50年8月5日死去

業績
大正4年に職を弁護士に奉じて以来、県市にわたり社会福祉問題や戦後未曽有の混乱期における労使間の調停など民生安定と社会福祉の振興に、また県弁護士会長として県下法曹界の重鎮とし残された幾多の業績は誠に大である。

 

 上原 茂次 氏 昭和45年10月1日表彰

     明治26年11月28日生  昭和46年5月28日死去

業績
昭和2年、34歳にして政界に入り、住民自治の育成とその発展のために精進し、大津市長になって12年間、その豊富な経験と高邁な識見と加うるに卓越した行政手腕をもって今日の市の基盤を築かれた功績は誠に大である。

 

西田 善一 氏 昭和56年4月20日表彰

     明治41年8月1日生  昭和56年4月25日死去

業績
昭和26年に政界入りし、昭和39年から8年間は大津市長として市議、県議の豊富な経験を生かし行政の推進に献身され、退任後においても、商工、観光、福祉、体育面等の指導的要職につき、市政発展のために尽力された功績は誠に大である。

 

小倉 遊亀 氏 昭和56年4月20日表彰

     明治28年3月1日生  平成12年7月23日死去

業績
昭和7年に女性として初の日本美術院同人となり、昭和37年に芸術院賞を受賞、昭和55年には女性としては3人目となる文化勲章を授与されるなど、日本を代表する女流画家として、生誕地大津の存在を内外に再認識させるとともに、市民に多大なる文化的啓発を与えた功績は誠に大である。

 

守田 厚子 氏 平成5年10月1日表彰

     明治35年8月12日生  平成16年10月1日死去

業績
昭和21年9月に滋賀県遺族会、昭和23年8月には全国に先駆けて大津市未亡人会を結成されました。以降、滋賀県の母子福祉の向上と就労の場の確保に献身努力される一方、昭和57年には全国母子寡婦福祉団体の会長に就任され、女性の地位向上と社会参加に尽力された功績は誠に大である。

 

山田 耕三郎 氏 平成5年10月1日表彰

     大正6年1月15日生   平成24年9月22日死去

業績
昭和47年9月に大津市長に当選され、「福祉は行政の原点」との信念のもと2期8年の在任期間中、卓越した行政手腕を発揮し、大津市発展の基礎を築かれました。さらに昭和55年、参議院議員に当選、長年の経験を生かして福祉の向上と地方自治の確立に尽力された功績は誠に大である。

 

山下 元利 氏 平成6年3月14日表彰

     大正10年2月22日生  平成6年3月14日死去

業績
昭和42年1月に初当選し、以来、連続して10期27年にわたり衆議院議員として活躍。この間、内閣官房副長官、防衛庁長官に就任され、国政の重要な役割を担い日本の発展に貢献された。氏は特に琵琶湖総合開発特別措置法の制定をはじめ大戸川ダム建設、京滋・西大津バイパス建設及びなぎさ公園等の諸事業にも惜しまぬ指導と援助をいただき、今日、近畿の中核都市としての大津市発展のために尽くされた功績は誠に大である。

 

山田 豊三郎 氏 平成16年4月21日表彰

     大正11年10月13日生  平成21年7月18日死去

業績
昭和47年に大津市助役に就任、昭和55年6月には第21代大津市長に当選され、在任中は「市民の心を心とする市政」を信条とし、「人間性の尊重」「市民自治の確立」「環境の保全と創造」の基本理念のもと、23年6カ月にわたり、県都として、また近畿の中核都市として着実な発展に尽くされた功績は誠に大である。

 

目片 信 氏 平成25年10月1日表彰

     昭和16年11月1日生  令和2年12月8日死去

業績
滋賀県議会議員及び衆議院議員として尽力された後、平成16年1月に大津市長に当選され、「改革と継続」「決断と実行」を行動理念として、卓越した指導力のもと、市民協働の礎を築くとともに、今日の県都大津を形作る基礎となった志賀町との合併や中核市への移行などの大事業を成し遂げられ、市政の発展と住民福祉の向上に尽くされた功績は誠に大である。
 

目片信氏の「片」は、正しくは「かた(漢字)」と書きます。

 

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