令和5年10月8日(日曜)大津祭

10月8日(日曜)、天孫神社の祭礼「大津祭」の本祭(ほんまつり)が開催されました。大津祭は、湖国三大祭の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。新型コロナウイルス感染症の影響により、昨年は休山した「郭巨山」も参加し、4年ぶりに13基の全ての曳山が揃いました。
巡行は、午前9時すぎに鬮取らずの「西行桜狸山」を先頭に、一番くじを引いた「西王母山」が続き、順番に残りの曳山が天孫神社を出発しました。巡行の途中では、からくりを披露する「所望(しょうもん)」が行われました。今年は、「西宮蛭子山」のからくりの「鯛」や、「西行桜狸山」と「月宮殿山」の曳山の先導役「ちゃりん棒」の衣装など6点が新調されました。中でも、「月宮殿山」の「ちゃりん棒」は長年途絶えていましたが、見つかった写真をもとに復活となりました。
また、恒例の「ちまき撒き」は、安全対策のため曳山停止中のみとなりましたが、ちまきが撒かれるとあちこちで歓声があがりました。
午後からの雨で肌寒い中、多くの見物客が訪れ、豪華絢爛な本祭を楽しむ人達で賑わいました。




詳しくは
観光振興課 電話番号:077-528-2756 まで
更新日:2023年12月08日