令和5年12月15日(金曜)世界文化遺産比叡山延暦寺と消防機関連携、救護救出訓練

12月15日(金曜)比叡山延暦寺で、延暦寺職員と消防機関が連携した、救護救出訓練が行われました。
世界文化遺産の比叡山延暦寺には、毎年多くの参拝者が訪れますが、山岳を含む救急救助事故も例年複数件発生しており、延暦寺と消防機関の連携が不可欠となっています。こういったことを受けて、両者の連携を強化し、負傷者等への救護活動を円滑に行うことを目的に訓練を実施しました。



参拝者の心肺停止をを想定した救急訓練では、延暦寺職員が負傷者の初期の手当を行い、警備課職員が心肺蘇生を行いました。その後到着した消防職員に引き渡し、AED等で救命処置を行い、救急搬送をしました。
また、登山参拝者が山道を滑落して負傷したとの想定で行われた救助訓練では、警備課職員が止血などの応急処置をしたあと、消防職員に引き渡し、ストレッチャーに負傷者を乗せ、救助ロープで急斜面を引き揚げ、救急搬送までの流れを確認しました。
一刻を争う事案での訓練は、参加者全員が真剣な面持ちで取り組んでいました。



詳しくは 消防局中消防署まで
電話番号:077-525-0119
更新日:2024年02月19日