まちの出来事 令和6年10月13日(日曜)大津祭

更新日:2024年11月21日

大津祭 天孫神社前に並ぶ13基の曳山と観光客の様子

 10月13日(日曜)、湖国三大祭りの一つ「大津祭」が開催されました。
 大津祭は、約400年の歴史を持つ天孫神社の例祭で、2016年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。コロナ禍の中止を経て復活した一昨年と昨年はあいにくの天気でしたが、今年の大津祭は晴天に恵まれ、汗ばむ陽気の中、約13万5千人の見物客で賑わいました。

 午前9時に天孫神社に集まった13基の曳山は、鬮改めをおこなった後、くじ取らずの「西行桜狸山」を先頭に、一番くじを引いた「源氏山」があとにつづき、13基のすべての曳山が出発しました。からくりを披露する「所望(しょうもん)」は25箇所で行われ、今年の大河ドラマで注目を浴びる「源氏山」では、紫式部が月を見ながら源氏物語の構想を練る様子が披露されると大きな歓声が沸き起こりました。

 厄除けの「ちまき撒き」は、昨年に引き続き曳山が停まった状態で行われましたが、ちまきが撒かれるたびあちこちで盛り上がりを見せました。曳山「月宮殿山」では、三枚の幕(前懸幕と左右の胴懸幕)と飾り金具が修理を終えて新調され、七福神が描かれた色鮮やかな姿をお披露目しました。

 また、11月30日には海外で初めて、「大津祭」を披露することが決定しています。お囃子の演奏や見送り幕の展示、前日にはミニ宵宮が実施されるなど、ロンドンにある「ジャパン・ハウス」にて「大津祭」の魅力を発信する予定です。

曳山「西行桜狸山」のお囃子の様子

「西行桜狸山」

曳山「源氏山」の様子

「源氏山」

曳山「龍門滝山」の様子

「龍門滝山」

曳山「月宮殿山」の巡行の様子

「月宮殿山」

神輿渡巡行の様子
曳山「西行桜狸山」を先頭に巡行する様子

詳しくは 観光振興課まで
電話番号:077-528-2756

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