大津市男女共同参画推進月間について
大津市では、平成10年に行った「ひとが輝く男女共同参画都市宣言」を踏まえ、毎年9月22日から10月21日までを「大津市男女共同参画推進月間」と定め、様々な取組を行っています。
男女共同参画社会ってなに?
男女共同参画社会ってよくわからない…
自分には関係ないことかも。
そう思っていませんか?
男女共同参画社会とは、「男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、個性と能力を十分に発揮することができる社会」のことで、とても身近なことなのです。
一緒に「男女共同参画」について考えてみませんか?
「参画」と「参加」の違いは?
「参画」事業や計画に加わること
「参加」集まりに加わること
なぜ男女共同「参画」というの?
男女平等を実現するためには、あらゆる分野において性別にかかわりなく意思決定へ加わる=参画をすることが重要であるため「参画」が用いられています。
これって本当にあたりまえ?
- 男性は仕事をして家計を支えるべきだ
- 女性には女性らしい感性があるものだ
- 女性は感情的になりやすい
- 男性は論理的である
- 育児期間中の女性は重要な仕事を負担すべきではない
もしかしたら、自分の中では「あたりまえ」と思っていることが「男だから」「女だから」という考えに縛られているかもしれません。
性別にとらわれず、互いの多様性を認め合うことが必要です。
性別による無意識の思い込み アンコンシャス・バイアス
アンコンシャス・バイアスとは
過去の経験や見聞きした事柄から、誰もが潜在的に持っている思い込みや自分自身でも気がついていない性差に関する考え方や捉え方のこと。
「アンコンシャス・バイアス」自体は誰もが持っている可能性があるものですが、それに気づかずにいると、そこから生まれた言動が相手を傷つけたり、自分自身の可能性を狭めてしまったりすることがあります。
今日からできる3つの対処法!
- 決めつけない、押し付けない
「普通そうだ」「どうせ無理」「こうに決まっている」「こうあるべき」などをやめる。
- 相手の表情や態度の変化に注目する
「急に表情が曇った」「声のトーンが変わった」など違和感をそのままにせずフォローする。
- 気づく、意識する
「これって、もしかしてアンコンシャス・バイアス?」と自問してみる。
男女共同参画視点で考えよう
「親が単身赴任中」というと、父親を想像してしまうイメージ。母親が単身赴任することはない、と思い込んでいないかな?
男性が育児をすると、「イクメンね、素敵!」と言われるイメージ。女性がするのは当たり前なのかな?
「奥様」=家に留まっている人、「主人」=家の中で偉い人、のイメージ。もっと、対等な呼び方はないのかな?
「男らしく」「女らしく」ではなく「自分らしく」いられる社会をめざしていきましょう。
わたしたちができること
理解する
男女共同参画やアンコンシャス・バイアス等についての理解を深めていく
以下のホームページなどから情報を得る
・内閣府男女共同参画局
・文部科学省「男女共同参画社会の推進のために」
・公益財団法人「日本女性学習財団」
・独立行政法人「国立女性教育会館」
考える
自らが置かれている環境を振り返り、自分にできることは何かを考えてみる
もしかしたら、無意識のうちに「男性だから」「女性だから」という考えに縛られていないか考えてみる。
普段の生活に「男女共同参画視点」を取り入れるなら、何ができそうか、どうしたいか、などを考えてみる。
行動する
自分の発言・行動に男女共同参画視点を持たせる&周囲に発信する
自分の選択に「男女共同参画視点」をプラスしてみる。
家族や友人など周りの人に「男女共同参画の視点」を伝えてみる。
見聞きする言葉で違和感を覚えたら発信・対話してみる。
知ることから、始めよう
この記事に関するお問い合わせ先
政策調整部 人権・男女共同参画課
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1-1 明日都浜大津1階
電話番号:077-528-2791
ファックス番号:077-527-6288
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更新日:2025年02月12日