ロールモデル紹介 秋田 優介さん

更新日:2024年03月12日

株式会社 滋賀銀行で勤務されている秋田優介さんをご紹介します。

1.男性の育児参画を応援してくれる会社で気づいたこと

(職場の雰囲気を教えてください。 )

滋賀銀行

私は、小学生、保育園児、そして今年の夏に生まれた子の3児の父親です。

今年の夏に初めて2週間の育児休業を取得しました。事前に上司に相談し、休業期間中に自身の業務をサポートしてもらえる体制を整えてもらいました。上司からは常々「家族が一番」との話を聞き、また上司自身も育児休業を取得した経験があり、制度を利用しやすい環境でした。

また、半日単位や時間単位で有給休暇を取得でき、子どもの予防接種や定期健診等に利用しております。過去、上の子2人の時は、定時退行できるよう、職場内で配慮していただきました。職場復帰しやすいよう、人事部が育児休業取得者を対象に「働くパパママセミナー」を開催しており、よりよい環境だと思います。

2.子育てと向き合うことで、働き方にも変化

(育児休業を取る前、取った後で、仕事の変化はありましたか?)

秋田優介さん

妻と家事育児を分担するために定時退行がしたいので、仕事がいかに効率的に進むかを考えながら、今まで以上に事前準備を周到に行うことを心がけております。そのおかげで仕事の進捗状況もよくなったと感じております。

また、育児休業中や定時退行後は、子どもたちをお風呂に入れたり、食事を作ったり、掃除や洗濯など夫婦で家事育児の分担を行うことができています。

3.苦労や楽しさも。すべてが大切な思い出に

(育児に関わって良かったこと、苦労したことは? )

定時退行をするために、一緒に働く同僚へ負担をかけることもありました。しかし、周りのサポートのおかげで何とか業務を終わらせることができ、家族との時間を作ることができております。

子どもと接する時間が増えることで、子どもたちの成長を間近で見ることができ、日々幸せを感じております。

上の子どもたちも2人だけだと喧嘩もよくありましたが、最近3人目の子どもができ、家事のお手伝いをしてくれたり、下の子の面倒を見てくれたりと、成長を感じます。

4.育児に参画する男性が増えることに期待!

(男性が積極的に育児に参画するためには、どうすればいいと思いますか?)

私の所属部署には、子育て世代が多く在籍しています。上司も子どものお迎えのために定時退行したり、運動会等の行事に参加するため休暇を取得しており、家族を優先できる環境です。

上司が率先して休暇取得や定時退行をすることにより、自分も休暇を取得してもいいのだという考えになりますし、後輩にも同じように休暇取得を勧めることができます。子どもとの時間を増やすことにより、より一層仕事も頑張れるようになると思います。

5.育児に携わって感じたこと

(先輩としてメッセージをお願いします。)

子育てと仕事の両立がいかに大変か、身をもって感じました。定時退行するために営業時間内で最大限に工夫することも自分にとってプラスになりましたし、他の人の定時退行も協力していきたいと思いました。

仕事に関しては、休暇のスケジュールを早い段階から職場に相談した方が、自分も周囲の人もスムーズに業務を行うことができますし、自分の希望どおりに休暇を取得することができます。また家庭に関しては、できることできないことはあるものの、工夫しながらできることをしっかりとやることが大切だと思います。会社の制度を活用して、多くの男性に育児参加して欲しいです。一緒に頑張りましょう。

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