ロールモデル紹介 石田 尚也さん

更新日:2024年11月01日

石田尚也さん01

株式会社東レシステムセンターに勤務されている石田尚也(いしたなおや)さんをご紹介します。

1.男性の育児参画を応援してくれる会社で気づいたこと

(職場の雰囲気を教えてください。 )

 育休に限らず他の休暇も取りやすい職場環境です。同期も育休を取っていたので経験談を聞いたり相談したりしていました。とはいえ、自分がいざ育休を取るとなると最初は勇気が必要でした。でも上司に相談するととても喜んでくださり、快く受け入れていただきました。

 育休期間は妻とも相談し産後1か月間取らせていただきました。復帰してからも子どもの急病などに対応するために在宅ワークに切り替えてもらったり、会社のフレックス制度を活用したりしています。急なことでも職場のみんなが快く受け入れてくれて、とても良い環境で働くことができていると感じています。

2.子育てと向き合うことで、働き方にも変化

(育児休業を取る前、取った後で、仕事の変化はありましたか?)

石田尚也さん02

 できるだけ早く帰ろうと思うようになりました。会社のフレックス制度も活用しながら、仕事の時間配分や段取りを工夫するようになりました。家に早く帰れたらその分子どもと遊んだりお風呂に一緒に入ったり育児の時間も増えるし、妻も喜んでくれます。仕事ももちろん大事ですが、目まぐるしく成長していく子どものそばで目を合わせて向き合う時間、家族と過ごす時間を大切にしたいと思っています。

3.苦労や楽しさも。すべてが大切な思い出に

(育児に関わって良かったこと、苦労したことは? )

石田尚也さん03

 育休中、育児に積極的に関わることで新生児期の著しい成長過程を妻と一緒に見られたことが特によかったと感じています。子どもの成長は本当に早いですから。昨日と今日でも変化を感じますし、今後もその成長を近くで見続けたいです。

 苦労したことは新生児の頃の寝かしつけや、夜泣き、おむつ交換、ミルクをあげることなど育児全般です。すべてが初めての経験でしたから妻とも意見が合わなくて喧嘩をすることもあったり、生まれる前に地域の教室で習った沐浴やおむつ替えの方法が実際にしてみるとうまくいかないことも多くて大変でした。今も大変な瞬間はありますが、その苦労も含めて子どもが元気に育ってくれていることに喜びを感じています。

4.育児に参画する男性が増えることに期待!

(男性が積極的に育児に参画するためには、どうすればいいと思いますか?)

 育休を躊躇せず取って欲しいです。私は労働組合の仕事も兼務しているので育休申請に関して相談を受けることもありますが、男性は周りの目を気にして育休の取得を躊躇してしまう方が多いなと感じています。私も初めは同じように感じていましたし、周りのことも考えて1か月の育休を取りましたが、今思えばもう少し取っておけばよかったと思っています。

 そういった反省も踏まえ、育休復帰後に職場の会議で報告の場を設けていただき、微力ながらも新たな育休取得者への後押しとなるように自身の経験談を報告しました。自分の経験を通して、これから取ろうと考えている方には自分が納得する期間の育休を取ってもらえたら良いと思っています。

5.育児に携わって感じたこと

(先輩としてメッセージをお願いします。)

 乳幼児期の成長は本当に早いので、ぜひたくさん育児に関わって家族と過ごす時間を大切にしてほしいです!育児に関わることで自分の考え方も変わりましたし、また次の子どもが生まれるときに一人目の経験が生かせると思います。育児はパートナーと一緒にしていくことでもあると思うので、パートナーの方ともよく相談して育児を楽しんでほしいと思います。育児は想像していたよりも大変なこともありますが、かけがえのない子どもの成長の瞬間を側で感じてもらえたらと思います。

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