働いている女性ロールモデル 濱崎 恵さん

島津エミット株式会社
総務部 濱崎恵さん
1. 今、こういう仕事をしています
(現在のお仕事の内容を教えてください。)
島津エミット株式会社で、最初は派遣社員として仕事をスタートしました。
その後、直接雇用の正社員として働かせて頂くことになり、派遣で働き始めた期間を合わせますと7年半勤務していることになります。
派遣の時代から、ずっと総務部の仕事を担当しています。
総務部の仕事は、給与計算や社会保険の手続き、その他社内の全体的な突発業務の窓口として、日々対応しています。
大阪に本社があり、瀬田工場と二つの拠点で本部の仕事を分けて対応する形をとっています。
総務の仕事内容は従業員に関わる内容が多いため、製造担当や営業担当をはじめ、多くの社員のと直接コミュニケーションを取りながら仕事をすることもあります。
私自身、人見知りをせず人が好きだということもありますが、全員がとてもフレンドリーに接してくれますので、毎日楽しく仕事ができています。
2. ここで見つけた!私らしい働き方、やりがい
(現在のお仕事の環境で、働きやすいと思う点は?また、やりがい、喜び、気づきなどありますか?)

総務の仕事は、お給料計算など日にちが限られた業務もありますが、ある程度は自分自身で仕事のやり方をコントロールすることができます。
そのため、自分の状態に合わせながら、頭を使う仕事に集中したり、単純作業に切り替えたりと、効率よく自分で進行を調節しながら進めることができるので、とても働きやすいです。
また現在2歳4ヶ月の子どもがいるのですが、急遽子どもの具合が悪くなった時に早く帰らなければいけないことや、休まなければいけない場合があります。その時、周りの方々に助けられ、協力いただいている環境にいるおかげで、仕事を続けることができていると感じています。
総務の仕事というのは、お給料の計算や社会保険の手続きなど、直接、社員の生活に関わってくるものになります。そのため、なくてはならないものとして必要性を身にしみて感じながら業務を行うことができ、大変やりがいを感じています。陰ながらのサポートになりますが、本当に必要なことでお役に立てていると、自分の中の自信にもつながっています。
3. 仕事と私生活。どちらも大切だから心がけていること
(仕事と私生活の両立で心がけていることはありますか?)

心がけていることは「力を抜く」ことです。
子どもが生まれる前までは、ご飯も手作りを心がけ、掃除やゴミ捨てなど当たり前にできていたことが、子どもがいると、思うようにできなくなり、イライラして疲れていたことがありました。
すると夫が「ご飯も別に手作りじゃなくていいし、ゴミも少し残っても大丈夫だよ」と言ってくれました。
その一言で、今まで頑張り過ぎていたことに気付き、力を抜こうと思いました。そこから色んなことが楽になり、今まで何をやっていたのだろうと思うくらい、疲れなくなりました。夫にはとても感謝しています。
「力を抜く」というのは、手を抜くというのではなく、簡略できる部分は簡略化して、力を入れずにバランスをとりながらやっていくということです。
仕事で疲れなくなると、家庭にも力を残すことができるようになり、以前は「顔が疲れているけど大丈夫?」と言われていたのが、今では周りの人からも「いつも元気だね」と言われるようになりました。
4. 目標とする人がいるから頑張れる
(働く女性として目標にしている人はいますか? )
特にこの人というような、具体的に名前を挙げられるようなロールモデルはいないのですが、会社で仕事をしながら家庭の家事や育児もしっかりこなし、自分も綺麗におしゃれをし、自分磨きをしながら、自らを輝かせている人には本当に憧れます。
特に、自分の趣味の時間を持っている人や、心に余裕がある人を見ると、光っているように見えます。
現在は、仕事と子育てが中心になり、子どもにも手がかかる時期のため、どうしても自分よりも子どもが優先になってしまいがちです。そのため、自分自身に手をかけてあげる余裕がなかなかありませんが、これからは自分にも手をかけることができるように、心の余裕とゆとりの時間を少しずつ作っていくことが目標です。
周りをみていると、自分のスキルアップに時間を費やすことも働く女性として輝くことのひとつになるのではないかと思っています。
5. 女性として考える将来のキャリアプラン
(今後も働きつづけますか?キャリアアップなど将来の目標は?)
今後も働き続けたいと考えています。
私自身、自分は専業主婦には向いていない性格だと思っていますし、私の場合、専業主婦になると社会とのつながりがなくなり引きこもりがちになってしまうのではないかと思っています。そのため、外に出て社会とつながりながら、自分の居場所を持っていたいというのが、働いている理由のひとつでもあります。
今後どれだけのことが自分にできるかわからないですが、目先のことだけで満足するのではなく、資格などもとっていきながら、自分の仕事に活かしていきたいと考えています。
仕事と家庭を両立しながら、フィールドで活躍する女性として輝いていきたいと思います。そのためにも、全部一人でやっているのではないと思うことが重要だと考えています。
実質的にサポートをしてもらっていたり、精神面でサポートしてもらっていたり、会社や家族、友人など本当に多くの方に助けられています。周りの人に助けられているという感謝の心を忘れず、自分自身を高めていきたいと思います。
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更新日:2018年08月27日