令和6年度(2024年度)当初予算について

更新日:2024年03月25日

令和6年度(2024年度)当初予算が決まりました

令和6年度当初予算が市議会2月通常会議で可決されました。

令和6年度当初予算案は、大津市総合計画第2期実行計画の最終年度であることから、これまでの4年間に推進してきたリーディングプロジェクトに基づく計画の成果を、市民の皆様に実感していただくことを大きな目的としつつ、影響の続く足元の物価高から市民の暮らしや事業活動を守るという新たな視点を加えて編成しました。

また、コロナ禍を経て顕在化することとなった新たな課題(出生数の減少、心身の健康リスクの高まり、地域コミュニティの希薄化など)に対する積極的かつ多様な取組により「夢があふれるまち大津」の実現を目指します。

財政運営においては、歳入では、市税収入や地方交付税などの各収入は堅調に推移すると見込まれるものの、歳出では、令和7年度に予定する第79回国民スポーツ大会・第24回障害者スポーツ大会の開催経費が増加していることに加え、基幹業務システムの統一化・標準化の対応経費に備える必要があります。また、公共施設の適切な維持管理の継続や増加する扶助費など、非常に困難な財政運営となることを想定しておく必要があります。

今後も、基金の効果的な活用や市債の計画的な発行などを徹底しつつ、定例的業務における不断の見直しの取組に加え、積極的な財源の確保と効率的で効果的な支出を推進することにより健全財政の維持に努めます。

令和6年度(2024年度)予算
区分 予算額 対前年度増減率
一般会計 1,345億6,500万円 5.6%
特別会計 国民健康保険事業 332億9,070万円 0.6%
卸売市場事業 4億6,900万円 △51.4%
財産区 1億257万円 △47.6%
介護保険事業 319億8,200万円 5.1%
後期高齢者医療事業 58億2,900万円 18.7%
母子父子寡婦福祉資金貸付事業 1億2,300万円 4.2%
学校給食事業 29億3,000万円 3.4%
病院事業債管理 19億6,271万円 △1.7%
小計 766億8,898万円 2.9%
企業会計       水道事業 137億4,925万円 12.7%
下水道事業 158億9,000万円 2.5%
ガス事業 58億4,061万円 1.5%
小計 354億7,986万円 6.0%
合計 2,467億3,384万円 4.8%
  • 対前年度増減率は、令和5年度当初第一次補正後予算との対比。
  • 企業会計の予算額は、収益的支出と資本的支出の合計。
  • 各会計の千円単位を四捨五入し、万円単位としています。
  • 対前年度増減率は、小数点第二位を四捨五入し、小数点第一位までの表記としています。

令和6年度(2024年度)一般会計歳入・歳出予算額

令和5年度当初予算歳入内訳

歳入のうち市税は、個人市民税で定額減税による影響を反映し、法人市民税では原材料の価格高騰や賃上げ等による収益減収見通しを反映するとともに、固定資産税では、新築建築物の増加や事業者の設備投資の回復を見込んでいます。

また、特定の事業推進に対し国や県から交付される国庫支出金、県支出金のほか、公共事業を行うために借り入れる市債、所得税など国税の一定割合が配分される地方交付税などが主な歳入です。

令和5年度当初予算歳出内訳

歳出では、少子高齢化の進展等に伴う社会保障関連経費への対応や、各種福祉サービスなどの「民生費」が全体の47%を占めています。

続いて、庁舎・市民センターの改築や、防災対策などに使われる「総務費」が12%、小・中学校、幼稚園施設の維持管理や教育振興活動に使われる「教育費」が12%、保健所での健康推進や環境美化センター等の施設の維持管理費等の「衛生費」が8%、以下、過去の公共事業に充てた市債の償還(借金の返済)にあたる「公債費」、道路や公園の維持管理費などの「土木費」、「その他」となっています。

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