令和6年能登半島地震への大津市の支援について(令和6年1月)

更新日:2024年03月07日

大津市では、関係機関と連携しながら被災地の応急復旧、復興を支援しています。

緊急消防援助隊滋賀県大隊第1次隊出動(大津市消防局7隊28名)令和6年1月1日(月曜)

令和6年1月1日(月曜)18時48分に大津市消防局を大隊長とした緊急消防援助隊滋賀県大隊第1次隊38隊132名(うち大津市消防局7隊28名)が被災地へ出動し、石川県珠洲市で捜索救助活動を実施しました。

緊急消防援助隊滋賀県大隊第2次隊出動(大津市消防局7隊29名)令和6年1月4日(木曜)

令和6年1月4日(木曜)7時に大津市消防局を大隊長とした緊急消防援助隊滋賀県大隊第2次隊39隊133名(うち大津市消防局7隊29名)が被災地へ出動しました。

緊急消防援助隊滋賀県大隊第3次隊出動(大津市消防局7隊28名)令和6年1月7日(日曜)

令和6年1月7日(日曜)7時に大津市消防局を大隊長とした緊急消防援助隊滋賀県大隊第3次隊38隊126名(うち大津市消防局7隊28名)が被災地へ出動しました。また、現地からの要請により、資機材搬送のために1月9日(火曜)7時に資材車1台(隊員2名)を追加で現地に派遣しました。

なお、大津市消防局を大隊長とした緊急消防援助隊滋賀県大隊は、1月11日1時38分に全隊帰隊しました。これにより、緊急消防援助隊滋賀県大隊の派遣については一旦終了となります。

消防車が集合している様子
隊員の様子
整列する隊員の様子
庁舎前で集合する様子

応急給水の職員派遣 令和6年1月3日(水曜)~2月4日(日曜)

石川県を中心に発生している断水等への応急給水のため、日本水道協会からの応援要請を受け、令和6年1月3日(水曜)から2月4日(日曜)までの間に、同協会滋賀県支部として、大津市から企業局職員16名を石川県金沢市に派遣しました。

  1. 派遣先
    石川県金沢市に集合し、石川県穴水町にて給水活動
     
  2. 派遣
    企業局職員16名及び給水車(3トン)1台、指揮車1台
     
  3. 派遣期間
    令和6年1月3日(水曜)から2月4日(日曜)

(注)1月3日から12日間現地で活動した給水車については、滋賀県企業庁と交代し、1月16日(火曜)に帰還いたしました。また、指揮車1台、職員2名については、2月4日まで日本水道協会滋賀県支部のリーダ都市として、現地で他都市との調整等の給水活動支援を行いました。

給水車1台が出発する様子
給水車1台と指揮車1台
神戸市の給水車へ給水
給水車へ注水
自衛隊との連携

被災建築物応急危険度判定士の派遣 1月6日(土曜)~1月19日(金曜)

建築物の危険性をできる限り速やかに判定し、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的として、1月6日から石川県に派遣しておりました被災建築物応急危険度判定活動については、1月19日の帰還をもって終了しました。

  1. 派遣期間
    1月6日(土曜)~10日(水曜)2名
    1月9日(火曜)~13日(土曜)2名
    1月12日(金曜)~16日(火曜)2名
    1月15日(月曜)~19日(金曜)2名
     
  2. 派遣先
    石川県中能登町、石川県輪島市、石川県能登町、石川県珠洲市
     
  3. 判定件数
    石川県中能登町 201件
    石川県輪島市 174件
    石川県能登町 15件
    石川県珠洲市 229件

注:応急危険度判定士は大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命に係わる二次的災害を防止する役割を担う。

応急危険度判定活動1
雪の中での応急危険度判定活動
応急危険度判定活動2
応急危険度判定活動3

下水管渠被害調査員の派遣 1月8日(月曜・祝日)~1月12日(金曜)

石川県より下水道事業災害時中部ブロック構成員である滋賀県へ下水管渠被害調査業務の支援要請があり、大津市から企業局職員2名を派遣し、能美市内約100箇所のマンホールの滞水状況及び管渠周辺の路面の異常の有無を調査しました。

  1. 派遣先 石川県能美市
  2. 派遣期間 1月8日(月曜)~1月12日(金曜)
作業写真

被災地への備蓄飲料水の物資支援 1月9日(火曜)

滋賀県並びに県内各市から、被災地に備蓄飲料水の支援を行いました。
大津市からは、500ミリリットルの飲料水5,280本を1月9日(火曜)に石川県能登町の上町公民館に支援しました。

積み込み トラックの様子
積み込み写真

保健所職員のDHEAT派遣について 1月18日(木曜)~1月27日(土曜)

滋賀県DHEAT(注)第3班(派遣予定期間:令和6年1月18日~1月27日)として、大津市保健所職員2名を派遣し、能登北部保健福祉センターで支援活動を行いました。

(注)DHEATとは 
医師、保健師、薬剤師等の5名程度で編成する、都道府県の災害時健康危機管理支援チーム。被災した保健所などの業務を整理し、指揮調整機能等が円滑に実施されるよう支援することを任務としています。

DHEAT活動の様子

令和6年 能登半島地震

 

 

関連リンク

被災地においては混乱を極めており、個人の義援物資の提供は、仕分けの作業など、さらに現地の混乱を招く恐れがあることから、本市においては、義援物資の受付は行わないことといたしましたので、何卒ご理解下さいますようお願いいたします。

令和6年1月1日に発生した令和6年能登半島地震によって被災し、居住が困難になった方に対して、「住宅確保までの一時的な居住場所を提供することにより、被災者の生活再建を支援すること」を目的として市営住宅の一時的な入居を認めています。

提供する住宅やお申し込みに必要な書類等については、「大津市営住宅管理センター」までお問い合わせください。

滋賀県では、「令和6年能登半島地震災害」により大きな被害を受けた新潟県、富山県、石川県および福井県で被災され、滋賀県で避難生活を送られている方・避難を考えておられる方のご相談をお受けしております。

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