大津市歴史博物館の基本的運営方針

更新日:2018年11月21日

策定の経過

大津市歴史博物館は平成2年の開館以来、さまざまな事業に取り組んできましたが、この間、博物館をとりまく社会状況の変化のなか、あらためて博物館の存在意義が問われています。
そういった状況のもと、平成23年12月20日付けで、文部科学省より「博物館の設置及び運営上の望ましい基準」が告示され、そのなかで博物館の設置目的を踏まえた基本的運営方針や年度ごとの事業計画の策定に努めることなどが提示されました。
これをうけて、大津市歴史博物館では平成26年度から、「基本的運営方針」の原案作成に着手、附属機関である大津市歴史博物館協議会による2年間に渡る討議を経た答申をもとに、パブリックコメント、大津市教育委員会における議決を経て、このたび「大津市歴史博物館の基本的運営方針」として公表するものです。
なお、この基本的運営方針については、「大津市教育振興基本計画」の策定年度である平成32年度から5年ごとを目途に、必要に応じて見直すこととしています。

大津市歴史博物館の基本的運営方針(平成29年3月23日策定)の概要

1 大津市歴史博物館が目指すもの

豊かな歴史と文化をともに学び、ともに未来へ引き継ぐ

2 大津市の歴史と文化の魅力とは

  1. 琵琶湖と緑の山々の豊かな自然の恵みによって育まれた歴史と文化
  2. 個性あふれる地域によって生み出された多様な歴史と文化
  3. 数多くの国宝・重要文化財が残される一方、未指定の埋もれた文化財が人知れず眠る、未知の可能性を秘めた歴史と文化
  4. 日本の各地域へ、さらに世界へと広がる歴史と文化

3 基本的運営方針・活動目標

基本的運営方針1

地域に埋もれた歴史と文化をともに調べ、ともに守る

活動目標(1) 資料の調査収集・研究活動の推進
活動目標(2) 調査によって得られた情報のデータ化と収蔵資料の充実
活動目標(3) 地域資料の保存、活用に向けた情報の共有化と学習支援の推進

基本的運営方針2

あらゆる世代、あらゆる地域に対し、歴史情報の共有化に向けた情報発信を行う

活動目標(1) 常設展示の充実
活動目標(2) 企画展示の充実
活動目標(3) 子ども・若者に対する学習支援の推進
活動目標(4) 幅広い世代に向けた積極的な情報発信

基本的運営方針3

大津市の歴史と文化の普及に携わるさまざまな組織の活動と連携し、支援体制を築き、歴史情報のセンターとしての役割を担う

活動目標(1) 大津市各部局および市内大学、各種団体、文化施設等との連携
活動目標(2) 歴史と文化情報のセンターとしての役割を担う

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基本的運営方針の詳細については、以下をご覧ください。

この記事に関する
お問い合わせ先

市民部 歴史博物館
〒520-0037 大津市御陵町2-2
電話番号:077-521-2100
ファックス番号:077-521-2666

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