【埋蔵文化財調査センター】遺跡紹介展「山ノ神遺跡」へお越しください!
国指定史跡 山ノ神遺跡とは
整備された山ノ神遺跡の様子
発掘された当時の窯跡
復元された鴟尾(しび)
大津市一里山にある山ノ神遺跡は、白鳳時代(大津宮のあった頃)の窯跡で、「瀬田丘陵生産遺跡群」のひとつとして国の史跡に指定されています。
見つかった4つの窯からは、たくさんの須恵器のほかに、鴟尾(しび)という寺院の屋根用装飾なども出土しました。特に、焼成していた最中に窯が崩れ落ち、鴟尾がそのまま窯の中に残っていたことで注目を浴びました。復元された鴟尾は国の重要文化財に指定されています。
今回の遺跡紹介展では、鴟尾の原寸大模型を中心に、窯で焼いていた杯身・杯蓋・高杯、陶硯や陶馬、窯の中でくっついてしまった溶着土器などを展示しています。
また、山ノ神遺跡について、発掘当時の写真などを使って詳しく解説しています。
皆様のご来場お待ちしております。
現在、山ノ神遺跡は整備され、地元の方々に大切にされています。自由に見学できますので、現地を訪れてみることもおすすめします。
開催期間
令和6年2月5日(月曜)~5月31日(金曜)9時~17時
ただし、土曜・日曜・祝祭日は休館します。
場所
大津市埋蔵文化財調査センター
住所:滋賀県大津市滋賀里1丁目17-23
電話:077-527-1170
入館料
無料
同時開催!緊急ミニ企画「坂本城跡」展
令和6年2月に、明智光秀の築城した「坂本城」の三の丸とみられる石垣が見つかり、令和6年2月10日と11日に大津市文化財保護課により現地説明会が行われました。
そこで、当センターにおいて、昭和54年に坂本城本丸とされる範囲の発掘調査で出土した瓦や陶器、青磁を中心に展示を行っています。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
・緊急ミニ企画「坂本城跡」展を開催します
この記事に関する
お問い合わせ先
市民部 埋蔵文化財調査センター
〒520-0006 大津市滋賀里一丁目17-23
電話番号:077-527-1170
ファックス番号:077-527-1171
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更新日:2024年02月13日