【埋蔵文化財調査センター】「大津城跡発掘調査報告書」発刊しました

更新日:2025年04月17日

発刊された「大津城跡発掘調査報告書」の表紙と写真ページ

大津市埋蔵文化財調査報告書180「大津城跡発掘調査報告書」

大津の地名は、大きな港に由来し、古代より都への生活物資の輸送拠点として重視されてきました。天正14年(1586)ごろ、豊臣秀吉の命により現在の浜大津周辺に大津城が建てられます。第4代目城主の京極高次は、関ヶ原の合戦に先立つ大津城攻防戦で東軍として籠城し、西軍の大群を足止めしました。この京極高次による足止めが、関ケ原の合戦の勝敗に大きな影響を与えたといわれています。

その後、大津城は徳川家康の命により廃城となり、城は膳所城に移されます。この大津城の跡地は再開発され、商業都市として再生をはかることになります。江戸時代の大津町は宿場町、港町として繁栄し、100ヶ町にのぼる個別町があり、「大津百町」と呼ばれました。

今回発刊の報告書では、大津城廃城後、江戸時代の「大津百町」の中心として栄えた「橋本町」での中堅クラスの町人屋敷の痕跡について掲載しています。

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1冊:2,000円(税込)

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