医療機関への適正受診のお願い
適正受診にご協力ください
日本の医療保険は、原則として全ての方がいずれかの公的医療機関に加入することになっています。業種や職場ごとに加入する被用者保険、75歳以上になると加入する後期高齢者医療制度、それらのいずれにも該当しない方は、国民健康保険に加入することになります。そして、これらの医療保険は基本的に加入者の支払う「保険料」と税金などの「公費」によって運営されています。医療保険を使うことで、病気やケガをした時に、少ない負担で医療を受けることが可能です。しかし医療費が増えれば、医療保険の「保険料」も上がってしまいます。また、福祉医療受給者の方は、窓口で支払う医療費の自己負担分に助成が受けられます。この福祉医療費助成は、市民の皆様や医療機関の理解と協力によって支えられています。
適正受診とは
「適正受診」とは「できるだけ医療機関にかからないようにする」ものではありません。医療機関へのかかり方を見直すなどの取組で、医療機関の受入れ態勢を整え「安心して必要な時に医療を受けられるようにする」ものです。休日や夜間に開いている救急医療機関は、緊急性の高い患者さんを受け入れるためのものです。休日や夜間に受診しようとする際には、平日の時間内に受診することができないか、もう一度考えてみましょう。
重複受診は避けましょう
同じ病気で、複数の医療機関を受診することは控えましょう。重複する検査や投薬により、かえって体に悪影響を与えてしまう心配があります。
薬のもらいすぎに注意しましょう
薬は、用量・用法を守らずに服用すると効果が得られないだけでなく、薬の飲み合わせや成分によっては、副作用が生じる恐れがあります。お薬手帳を活用し、処方されている薬を医師や薬剤師に伝え、薬の重複や飲み合わせを確認してもらいましょう。
ジェネリック医薬品の利用相談をしましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品と同等の効能効果を持つ医薬品であり、費用が先発医薬品よりも安くすみます。「ジェネリック医薬品希望シール」を資格確認書等に貼り、医療機関や薬局に提示すること等で、ジェネリック医薬品の利用について相談に乗ってもらうことができます。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 保険年金課 医療助成係
〒520-8575 市役所本館1階
電話番号:077-528-2653
ファックス番号:077-525-8887
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更新日:2025年08月28日