【石山中学校】介護事業所における出前講座(令和8年度)

【概要】
- 日時:令和8年7月15日(水曜)2~4校時
- 場所:各学級の教室
- 学年:2年生(77名・3クラス)
- 講師:特別養護老人ホーム千寿の郷
- 内容:高齢者の方との接し方について
当日の進行
介護職員による講義【各クラスで1~5の流れで実施】
- 施設紹介の動画視聴
- 講師が施設に入所している高齢者役と施設の職員役になり、いくつかの事例をもとに演じる
- 事例のような高齢者の方に、どのように対応すればよいと思うか、グループに分かれて話し合う
- グループの代表者が、話し合った内容で、実際に高齢者の方のサポートを行う
- 講師によるコメント
さまざまな事例から「その人にあった対応方法」を考える
出前講座では、日常の介護現場で起こるさまざまな場面を寸劇で再現されました。
- こだわりが強い利用者(頑固で自身の生活スタイル、リズムを乱されることを嫌う)に対して、どのように対応するのか。
- 利用者への配慮を考える。(申し送り時、利用者本人や他の利用者がいる前で、利用者本人に関する情報などを大きな声で行う。利用者がトイレを失敗した際に、大きな声でそれが分かるように言う。トイレに向かう際に、利用者本人にトイレまでの移動手段を聞かずに、車椅子で行く。)
- 目の病気を患い、目の前の物がぼんやりとしか見えない利用者への食事介助。お盆と同系色の食器が見えにくく、手に当たってこぼしてしまうこともある。
- 高次脳機能障害で失語症の利用者が何か伝えようとしている時の対応方法
- 夜間なかなか眠れない利用者への対応
グループワーク

寸劇で取り上げたさまざまな事例について、「自分ならどう対応するか」をグループで話し合いました。利用者の気持ちや状況を踏まえ、どのような声かけや介助が望ましいのか、また、何気ない言動が利用者の尊厳や気持ちにどのような影響を与えるのかについて意見を出し合いました。最後には各グループで話し合った内容を発表し、クラス内で考え方を共有しました。
介護職員を演じる生徒の姿

グループで話し合った内容をもとに、生徒たちがそれぞれの場面を寸劇で再現し、考えた対応方法を発表しました。声のかけ方や介助の仕方など、実際の場面を想定して演じることで、どのような対応が利用者にとって望ましいのかを分かりやすく伝えていました。グループごとに異なる視点や工夫も見られ、発表を通じてお互いの考え方を共有しました。
介護職員による介護職を目指したきっかけ

私はインドネシア出身です。以前は工場で働いていましたが、日本に来て「もっと日本語でのコミュニケーションを上達させたい」と思っていました。そんな中、登録支援機関から介護の仕事を紹介されたのがきっかけです。
介護の仕事を始めた頃は不安もあり、家族と離れて暮らす寂しさも感じていました。しかし、出勤すると利用者の方がいつも笑顔で挨拶してくれ、寂しさは少しずつなくなってきました。いつの間にか利用者の方々は、自分にとって新しい家族のような存在になりました。
毎日の関わりを通して、優しさや思いやり、人とのつながりの大切さを学んでいます。高齢者を支える仕事ですが、実は自分自身も利用者の方々に支えてもらっています。今では日本語も上達し、「自分は一人でない」と感じています。介護の仕事を通して、人の温かさやつながり、誰かを支える喜びを見つけることができていました。
受講生アンケート結果
受講前
「介護の仕事」への興味・関心

受講後
「介護の仕事」への興味・関心の変化

出前講座は「介護の仕事」に興味・関心を持つことにつながると思うか

中学生が思っている「介護の仕事」のイメージ
今回の出前講座を受講した中学生に、「介護の仕事」のイメージを聞いたところ、「人の役に立つ仕事」、「大事な仕事」、「難しそう」、「やりがいのある仕事」、「体力的にきつそう」の順に高い割合の回答となりました。(複数回答)

この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 介護・福祉人材確保対策室
〒520-8575 市役所本館3階
電話番号:077-528-2803
ファックス番号:077-524‐4700
介護・福祉人材確保対策室にメールを送る









更新日:2026年09月08日