10月は「臓器移植普及推進月間」、「骨髄バンク推進月間」です

更新日:2023年08月25日

臓器移植を待っている人がいます「臓器提供の意思表示を」

臓器移植について

臓器移植とは、重い病気や事故などにより臓器の機能が低下した人に、他者の健康な臓器を移植して、機能を回復させる医療です。第三者の善意による臓器の提供がなければ成り立ちません。日本で臓器の移植を希望して待機している方は、およそ16,000人。それに対して移植を受けられる方は、年間およそ400人です。

たくさんの方が、臓器提供を待っています。

臓器提供とは

臓器提供は、脳死後あるいは心臓が停止した死後にできます。生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器提供できるようになりました。これにより、15歳未満の方からの脳死後の臓器提供も可能となり、これまで0~70歳代の方からの臓器提供が行われています。

臓器提供の意思表示について

意思表示においては、臓器を『提供する』『提供しない』どちらの意思も尊重されます。一人ひとりが家族と話し合って、意思を表示することが大切です。

臓器提供の意思表示は、健康保険証・運転免許証・マイナンバーカード・意思表示カード・インターネットによる意思登録で意思表示をすることができます。意思表示カードは、大津市保健所にも設置しておりますので、御利用ください。

臓器移植に関するお問い合わせは

公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク
0120-78-1069

骨髄バンクに御登録を 骨髄等移植ドナー支援事業助成制度を開始しています

骨髄バンクについて

骨髄バンクとは、白血病をはじめとする血液疾患のため骨髄等移植が必要な患者さんと、血縁関係のない骨髄等の提供者(ドナー)をつなぐ公的事業です。日本で非血縁関係者間の骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要としている患者さんは毎年2,000人以上です。

骨髄移植は、患者さんとドナーの白血球の型(HLA型)が適合する必要がありますが、近年、骨髄バンク登録者の増加により、患者さんの9割以上にHLA型が適合するドナー候補者が見つかっています。しかし実際に移植を受けることができる方は半数程度にとどまっています。その理由は、『ドナー自身の健康上の理由』を除くと仕事が休めないなどの『ドナーの都合がつかない』が最も多くなっています。

事業者の皆様へ

ドナーになるには様々な手続きが必要になります。健康診断等の通院、採取のための入院、医師への面談など、移植に伴い7~10日間程度の日数を要します。ドナーが安心して骨髄等を提供できる仕組みとして『骨髄ドナー休暇制度』(骨髄提供のための特別休暇制度)の導入について御検討をお願いします。

また本市では、ドナーだけでなく、ドナーが属する事業者への助成金制度を令和3年4月1日より開始しています。

注:詳しくは以下のページを御確認ください。

骨髄バンクに関するお問合せは

骨髄バンクマスコットのイラスト
日本骨髄バンク シンボルマーク

公益財団法人 日本骨髄バンク
03-5280-1789

この記事に関する
お問い合わせ先

健康保険部保健所 保健総務課
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-6756
ファックス番号:077-525-6161

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