食中毒等検査
- 細菌検査
- ウイルス検査
- 寄生虫検査
食中毒等検査について
食中毒や食品による事故が発生した場合、原因を究明し、被害拡大や再発を防止するために、関係者の糞便や食材等について検査を行っています。
食中毒予防に関することや、大津市内で発生した食中毒情報は下記のホームページで公開しています。
細菌検査
- 病原性大腸菌
- 赤痢菌
- サルモネラ属菌(チフス、パラチフス含む)
- ビブリオ属菌
- カンピロバクター属菌
- ウエルシュ菌
- 黄色ブドウ球菌
- セレウス菌
人工培地
様々な種類の人工培地を用いて検査を行っています。
大腸菌の集落(DHL寒天培地)
ヒトの腸管内には大腸菌等の様々な細菌がいます。写真は、DHL寒天培地上の大腸菌の集落です。
ウイルス検査
ノロウイルスによる食中毒が疑われる場合、患者便等について、遺伝子検出法を用いた検査を行っています。
ウイルス検査風景
ウイルスの持つ遺伝子を抽出します。
リアルタイムPCR装置
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)という手法を応用した装置で、短時間で遺伝子を増幅させ、検出することができます。
寄生虫検査
ヒラメの寄生虫(クドア・セプテンプンクタータ)や馬肉の寄生虫(ザルコシスチス・フェアリー)による食中毒が疑われる場合、食材等について、顕微鏡や遺伝子検出法等を用いた検査を行っています。
クドア・セプテンプンクタータ(顕微鏡写真)
顕微鏡で見たときのクドア・セプテンプンクタータです。約10マイクロメートル(0.01ミリメートル)の大きさの寄生虫です。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 衛生課 試験検査係
〒520-8575 市役所別館1階
電話番号:077-528-2795
衛生課にメールを送る
更新日:2024年02月20日