動物由来感染症

更新日:2023年07月07日

動物由来感染症とは

動物から人に感染する病気の総称です。
動物由来感染症には、人も動物も重症になるものや、動物は無症状でも人は重症になるもの等、病原体によって様々なものがあります。

大津市での発生状況

腸管出血性大腸菌感染症(O157など)のように、毎年国内での感染例が多い感染症から、細菌性赤痢やマラリアのように海外で感染し、国内で発症する感染症(輸入感染症)まで様々です。
年間の発生件数が少ない感染症であっても、潜伏期間が数年間にわたるものや、集団感染に発展するものもあるので、注意が必要です。

海外感染例を含め、市内発生がある疾患は以下の通りです。

  • 腸管出血性大腸菌感染症(年間平均10~20件)
  • 細菌性赤痢
  • マラリア
  • オウム病
  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
  • エキノコックス症
  • つつが虫病
  • デング熱
  • チクングニア熱

予防について

  • 家庭での野生動物の飼育や、野外での野生動物(のら猫・のら犬なども含む)との接触は避けましょう。
  • 動物に触ったら必ず石けんで手を洗いましょう。
  • ペットとの過剰な触れ合いは控えましょう。
    (口移しでエサを与える・一緒の布団で寝るなど濃厚な接触)
  • ペットの糞尿は速やかに処理しましょう。
  • 室内で鳥を飼育する時は定期的に換気しましょう。
  • 砂場や公園で遊んだら必ず手を洗いましょう。
  • 草むらに入るときは長そで長ズボンを着用するなど、虫に刺されないよう注意しましょう

動物の正しい飼育について

環境省自然環境局ホームページに記載されていますので、ご確認ください。

この記事に関する
お問い合わせ先

健康保険部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161

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