動物由来感染症
動物由来感染症とは
動物から人に感染する病気の総称です。
動物由来感染症には、人も動物も重症になるものや、動物は無症状でも人は重症になるもの等、病原体によって様々なものがあります。
大津市での発生状況
腸管出血性大腸菌感染症(O157など)のように、毎年国内での感染例が多い感染症から、細菌性赤痢やマラリアのように海外で感染し、国内で発症する感染症(輸入感染症)まで様々です。
年間の発生件数が少ない感染症であっても、潜伏期間が数年間にわたるものや、集団感染に発展するものもあるので、注意が必要です。
海外感染例を含め、市内発生がある疾患は以下の通りです。
- 腸管出血性大腸菌感染症(年間平均10~20件)
- 細菌性赤痢
- マラリア
- オウム病
- SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
- エキノコックス症
- つつが虫病
- デング熱
- チクングニア熱
予防について
- 家庭での野生動物の飼育や、野外での野生動物(のら猫・のら犬なども含む)との接触は避けましょう。
- 動物に触ったら必ず石けんで手を洗いましょう。
- ペットとの過剰な触れ合いは控えましょう。
(口移しでエサを与える・一緒の布団で寝るなど濃厚な接触) - ペットの糞尿は速やかに処理しましょう。
- 室内で鳥を飼育する時は定期的に換気しましょう。
- 砂場や公園で遊んだら必ず手を洗いましょう。
- 草むらに入るときは長そで長ズボンを着用するなど、虫に刺されないよう注意しましょう
動物の正しい飼育について
環境省自然環境局ホームページに記載されていますので、ご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161
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更新日:2025年02月26日