突発性発疹

更新日:2023年09月08日

突発性発疹とは

ヒトヘルペスウイルス6型または7型による感染症です。生後4か月から1歳ごろまでの乳幼児に多く、それぞれのウイルスに感染し、2度発症することがあります。

症状について

潜伏期間は10日程度です。

38~40℃の熱が3日間ほど続き、熱が下がると同時に、お腹や背中を中心に大きさの不揃いな赤い発疹が出て、全身に広がります。かゆみはなく、3~4日で治ります。発疹の跡は残りません。

下痢、まぶたやリンパ節が腫れることもありますが、多くは発熱と発疹のみです。まれに熱性けいれんや脳炎を合併することがありますが、一般に予後は良好です。

また、ほとんどの子どもがかかりますが、感染しても、熱や発疹など典型的な症状が現れない子もいます。

感染経路について

感染経路はよくわかっていませんが、唾液の中のウイルスを通じて感染する可能性が最も高いと推測されています。

治療について

突発性発疹に特効薬はなく、特別な治療方法もありません。症状に応じた治療になります。

予防について

突発性発疹のワクチンはありません。

発疹が出る頃には感染性はないため、出席停止の必要はありません。

その他

  • 熱が高い時は脱水症状にならないよう、こまめに水分補給をしましょう。
  • 熱が高く食欲がない時は、消化がよく喉ごしのよいものを少しずつ与えましょう。

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