アトツギ支援セミナー×交流会を開催しました

更新日:2025年02月20日

令和7年2月15日に、滋賀県よろず支援拠点、滋賀県事業承継・引継ぎ支援センター、草津市及び栗東市と連携して、アトツギ支援セミナーを開催いたしました。

セミナー概要

  • 事業名
    「事業のミライを考える」アトツギ支援セミナー×アトツギ経営者たちの交流会
  • 開催日
    令和7年2月15日(土曜)18時30分~20時30分
  • 共催
    滋賀県よろず支援拠点、滋賀県事業承継・引継ぎ支援センター、草津市、栗東市、大津市
  • 会場
    草津市立総合交流センター(キラリエ草津)501会議室
  • 対象
    県内の中小企業や小規模事業者の後継ぎ(候補)、代表者、若手経営者等 
  • 講演
    株式会社マルキ建設 取締役 堀 貴紀氏
  • 参加者
    約20名

アトツギ支援セミナー×アトツギ経営者たちの交流会チラシ(PDFファイル:1.7MB)

セミナー開催の背景

経営者の高齢化によって多くの中小企業が事業承継のタイミングを迎えていますが、後継者の不在を理由に廃業を余儀なくされるケースや、後継者候補が存在する場合であっても、事業承継の準備ができていないケースが少なくありません。
事業承継には、5年~10年が必要といわれている中、早期から事業承継への関心を高めるために、今回セミナーを開催しました。

セミナーの目標・目的

今回のセミナーでは、「アトツギとつながり、新たな1歩を踏み出すきっかけとなる」という目標を掲げました。京都で活躍するアトツギの挑戦に関する基調講演や、アトツギおよび支援機関との交流を通じて、自身の事業を見つめ直し、今後の事業・経営に関するヒントを得て、ネットワークを形成し、事業承継の新たな一歩を支援するために開催しました。

講演

  • タイトル
    『公共残土で地域と食卓を豊かに』
  • 講師
    株式会社マルキ建設 取締役 堀 貴紀氏
  • 講演概要
    京都府京丹後市大宮町に位置し、昭和32年の創業以来、建設業・運送業・農業を中心に営業する「株式会社マルキ建設」のアトツギとして新たな分野・産業に挑戦している。現在、日本全国で荒廃農地の増加・公共残土を起因とした土砂災害が問題となっており、この社会的課題解決を起点として、「地域の活性化」や「持続可能経済圏の形成」を成し遂げるための新事業に取り組んでいる。
    第4回アトツギ甲子園でグランプリ経済産業大臣賞を受賞。

当日の様子

交流会

講演会のあとには、支援機関の参加者を交えた交流会を行い、アトツギ同士のネットワークや支援機関とのネットワークづくりを行いました。

【参加者のコメント】

  • 日々自社の事業に取り組む中で、社外のアトツギの事例紹介を学んだり、情報交換をすることがありませんでした。今回のセミナーを申込む際は不安もありましたが、思い切って参加してみたことで、同じ境遇のアトツギ仲間の取組みを知り、情報交換ができたことが非常に有意義でした。
  • 今後、まずは自社の既存事業の見直しを行っていきたいと思いました。今後もこういったセミナーに参加したいと思います。 

 

多くのアトツギ・支援機関の皆様、ご参加ありがとうございました。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 商工労働政策課
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