【令和6年10月23日、11月18日、12月2日、令和7年2月26日】「大津港クロストークイベント」を実施しました

更新日:2025年03月06日

大津港周辺エリアのにぎわい創出に向けて、周辺の多様な主体との連携のもと、官民の幅広い関係者が参画するエリアプラットフォーム構築を目的として、クロストークイベント「Re:Port OTSU/BIWAKO CROSS TALK(計4回)」を実施しました。

本トークイベントでは、水辺を拠点に活動を展開する全国の実践者・専門家を迎え、4つの異なるテーマのもと、全国の先進事例を学ぶとともに、大津港周辺エリアの今後のあり方について議論を深めました。

計4回実施し、延べ69名の方々にご参加いただき、様々な視点から意見交換が行われました。参加者の中には、大津港周辺エリアのにぎわい創出に取り組むための官民連携エリアプラットフォームへの参画を希望される方もおられ、大変有意義なイベントとなりました。

第1回 テーマ「催事から日常へつながる空間利用」

第1回の様子

【日時】
令和6年10月23日(水曜)18時30分から20時30分

【場所】
ふれあいプラザ(明日都浜大津4階)ホール

【登壇者】
岩ケ谷 充氏(ONE RIVER)
岡崎 健一氏(LIFE LINES PRODUCT)
仲野 智之氏(株式会社 杢兵衛造船所)

【参加者】
15名

【内容】
愛知県岡崎市を流れる乙川河川敷の活用プロジェクトを紹介され、「川(水辺)とともにある暮らし」の実現に向けて、催事の重要性についてトークが展開されました。参加者からは「小さな催事の積み重ねが、日常へ繋がっていくことを再認識しました」との声や、規制緩和に関することなど様々な意見がありました。

第2回 テーマ「新たな魅力を生み出す拠点運営」

第2回の様子

【日時】
令和6年11月18日(月曜)18時30分から20時30分

【場所】
旧大津公会堂 ホール

【登壇者】
依藤 智子氏(株式会社 ワイキューブ・ラボ/一般社団法人 水辺ラボ)
茨木 慎介氏(株式会社 高栄ホーム)
川添 智史氏(琵琶湖汽船 株式会社)

【参加者】
15名

【内容】
大阪府・東横堀川の水辺の拠点施設であるβ本町橋を事例に、水辺を中心とした公共空間の利活用を紹介されました。地域や地元企業等との関わり方やまちへの還元、まちの魅力発信についてトークが展開され、参加者からは「使いたい人が自由に使える拠点を大津にも作りたい」との意見がありました。

第3回 テーマ「体験価値としての大津港の可能性」

第3回の様子

【日時】
令和6年12月2日(月曜)18時30分から20時30分

【場所】
旧大津公会堂 ホール

【登壇者】
木村 隼斗氏(長門湯本温泉まち 株式会社)
前田 義和氏(琵琶湖ホテル)

【参加者】
17名

【内容】
山口県・長門湯本温泉での取組を紹介され、地域の小学生が作成した灯の設置等、体験価値の重要性ついて、トークが展開されました。「その土地にしかない日常」が、観光と暮らしの共存を生み、にぎわい創出につながっていくことを学びました。

第4回 テーマ「場からエリアへ波及する魅力創出」

第4回の様子

【日時】
令和7年2月26日(水曜)18時30分から20時30分

【場所】
旧大津公会堂 ホール

【登壇者】
飯石 藍氏(公共R不動産/株式会社 nest)
岩原 勇気氏(株式会社 ホモ・サピエンス/NPO法人 BRAH=art.)

【参加者】
22名

【内容】
東京都・池袋を事例に、場からエリアへ波及する魅力創出について紹介されました。にぎわい創出できた理由として、目の前の小さなことから少しづつ手を加え、広げていくことが重要との話がありました。参加者からは「日常におけるにぎわい、魅力を作りたい」との意見がありました。

来年度にむけて

本トークイベントによって関係者の機運が醸成されたことにより、次年度は幅広い関係者が参画するエリアプラットフォームの構築をいたします。エリアプラットフォームの中で様々な視点から意見交換を行い、大津港周辺エリアのにぎわい創出に向けて、取組を進めてまいります。

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