大津市奨学生の修了報告について
大津市奨学資金の給与を受け、高等学校を卒業した生徒の修了報告を紹介します。
令和3年度大津市奨学生(令和6年3月卒業生)の修了報告
令和3年度大津市奨学生からは、以下のような報告が寄せられています。(一部要約しています。)
大津市奨学資金が高校生活においてどのように役立ったか
- 国公立大学合格を目指し受験勉強をする中で必要な、教材の購入や塾に行くための費用に使用しました。その結果、第一志望に合格することができました。
- 通学定期代を十分賄うことができました。おかげさまで、希望した高校で楽しい高校生活を送ることができ、部活動も勉学も充実した毎日を過ごせました。
- 就職に有利な検定を受験するための費用を心配していましたが、奨学金のおかげで安心して受けることができました。たくさんの資格を取得した結果、無事に希望していた企業に就職することができました。
- 学費や寮生活での費用にあて、2年半の間、部活に集中して過ごすことができました。
- 奨学金の支援により大好きな吹奏楽に力を入れて充実した高校生活を送ることができました。好きなことに自信を持って好きだと言え、やりたいことを存分にさせていただける環境にとても感謝しています。
- 学習塾に通うことができ、苦手科目を重点的に学習し多くの学びを得ることができました。将来の夢を経済的な面で諦めることなく、多くの視点から自分で夢を見つけ、夢に向かって歩むことができました。
- 授業で欠かせない教科書やタブレットにお金を使うので生活費が少なくなる中、高校三年間、不自由なく過ごすことができました。
高校生活で印象に残ったこと、将来の夢や抱負
- 大学で学ぶ国際事業と歴史ある大津のまちを関連付けて、活気ある街づくりのお手伝いができたらと考えています。近い未来に恩返しができるよう、これからも頑張ります。
- 高校生活では部活に明け暮れる日々でしたが、毎日頑張ってきた成果が実り、無事に希望の大学に進学することができました。将来は教員を目指しており、滋賀に帰ってきてその夢を実現させたいです。
- 中学校の保健体育の教員になることを目指しており、私にその夢のきっかけをくださった先生方を超える教師になりたいと考えています。自信を持って授業ができるように専門的な知識と技術を身に付け、何事も挑戦し続けることをモットーに大学生活を頑張ります。
- 部活のマネージャーとして、選手の成長する姿を一番近くで見ることができ、自分自身得られるものがたくさんありました。この経験から得た、人を支える力を生かして、将来は看護師になりたいと思います。
- 三年生の文化祭では、コロナの制限が解除された最初で最後の文化祭で、クラスメイトと力を合わせて全力で盛り上げ絆を深めました。支えてくれたすべての方に恩返しができるように、地元に貢献できる仕事に就きたいです。
大津市奨学資金について
大津市奨学資金は、寄付金など基金を財源として給付を行っています。
寄付をいただいた方々に、奨学生に代わり感謝を申しあげますとともに、大津の未来を担う子どもたちへの支援をより一層充実させるため、今後とも温かい支援を賜りますようお願い申しあげます。
更新日:2024年06月14日