大津市社会教育委員会議より、大津市生涯学習推進計画について提言を受けました
本市では、昭和22年に全国に先駆け「大津公民館」を開設して以来、平成元年には「大津市生涯学習推進本部」を設置し、平成2年には「大津市生涯学習推進基本計画」を策定するなど、総合的に生涯学習の推進に努めてまいりました。
また近年では、平成29年に、市民の生涯にわたる学習を支援することとあわせ、つながりづくりや学習成果の活用促進に重点的に取り組み、市民一人一人が生涯学習を通じて得た成果の集大成として、大津を愛し、いきいきと学び活動する大津人が育つ社会が実現することを目指し、「大津市生涯学習推進計画」を策定し、生涯学習の振興に取り組んできました。
こうしたことで、学習機会の提供については一定の充実が見られるものの、「学習者同士」あるいは「学習者と地域」とのつながりづくりや、学習の成果を地域で生かす取組への支援については、未だ十分とは言えず、今後も引き続き取組を進めていくことが必要です。
また、新型コロナウイルス感染症の拡大や人々のライフスタイルの変化、ICTの更なる進展など、社会の変化に伴う新たな課題への対応も求められています。
そこで、こうした動向を踏まえた新たな計画の立案に向けて、大津市社会教育委員会議で審議を重ねられ、本市の特性を踏まえた計画案をまとめられました。
そして、令和4年2月15日、同会議を代表し、只友会長、音野副会長から島崎教育長へ提言をされました。
今後、この提言に基づき、これから5年間の生涯学習、社会教育の更なる推進を目指し、新計画を策定していきたいと考えています。
更新日:2022年03月22日