令和7年度 第1回堅田少年センター運営協議会 開催報告
第1回堅田少年センター運営協議会
開催日時
令和7年7月24日(木曜)14時00分から16時00分まで
開催場所
大津市北部地域文化センター 1階 文化ホール
出席者
12名(内訳:委員8名、事務局4名)
- 職員1名は来訪者・電話相談対応、1名は思春期心理相談対応
- 傍聴者なし
議題
- 令和7年度の活動方針・活動内容について
- 関係機関からの情報提供
- 運営に伴う意見並びに情報交換
会議概要
堅田少年センターより令和7年度の活動方針と活動内容について説明
- 相談活動
- 街頭補導活動
- 環境浄化活動(書籍のサンプリング調査、薬物乱用防止啓発活動)
- 広報啓発活動
- 無職少年非行防止対策活動
- 関係機関・団体との連携
- 学校支援アドバイザー派遣事業
関係機関より情報提供
- 大津北警察署生活安全課より管内における少年非行の状況について
- 少年補導員会より防犯教室、しおり作り、研修会等の活動について
意見及び情報交換
相談業務について
- 成人年齢引き下げによる影響⇒特段の影響はない
- 相談者について⇒本人から、保護者からのどちらもあり、直近の高校生自らが相談を依頼してきた事例では、臨床心理士からのすすめで医療機関への受診につながった。
学校支援アドバイザー派遣事業について(社会福祉士がメンバーに加わった効果)
- 様々な学校現場でのケースについて、これまで以上に福祉関係の専門機関にスムーズにつなぐことができるようになった。
地域とのつながりについて
- 学区内に自治会が組織されていない地区があるなど、地域とのつながりの無さが課題。
- 夏祭りなどの地域行事を通してつながり作りの場を設け、子どもたちに、地域の大人に見守られていると感じさせることも大事。
生徒指導情報交換会における事例研修について
- 特性のある児童が、自らはいじめられているとは認識していないが、周囲がいじめと感じたときの指導方法
- SNSのトラブルが複数の高校で起こった場合の対応方法
子どもたちの様子や取り巻く環境について
- コロナ禍以降、犯罪数が増加している原因は何か。
- 街頭補導や祭りなどで見かける子どもたちはおとなしい印象だが、大人の見えないところで非行が進んでいるのか。
- 「これくらいなら大丈夫だろう」と計算して問題行動を起こしている児童・生徒が多い印象を受ける。またそれを保護者が注意できていない。
- 問題行動を起こす集団については、本人たちは集団としての意識がなく、グループ内の誰かが困っていても助けようとしない。
- 鍵のついたオートバイを見ると反射的に盗んでしまうなど、思い付きで行動するようなケースも多い。
- PTAのない学校が増え、子どもが変わってきているというよりも、大人が変わってきている。より一層地域の力が大切。
更新日:2025年08月01日