令和6年度第1回堅田少年センター運営協議会の会議結果
堅田少年センター運営協議会の会議結果
開催日時
令和6年7月25日(木曜)14時00分から16時00分まで
開催場所
大津市北部地域文化センター1階 文化ホール
出席者
14名
内訳:委員7名、事務局5名
( 1名は来訪者・電話相談対応、1名は思春期心理相談対応 ) 傍聴者なし
議題
- 堅田少年センターから説明
- 関係機関からの情報提供
- 運営に関する意見及び情報交換
会議概要
- 堅田少年センターの概要と今年度の活動方針並びに事業予定
- 堅田少年センターの活動内容と課題について
1. 相談活動
2.環境浄化活動・広報啓発活動
3.街頭補導活動・無職少年非行防止対策事業
4.学校支援アドバイザー派遣事業 - 関係機関から
大津北警察署生活安全課長より、管内における少年非行の現在の状況説明
少年補導(委)員会の街頭補導、防犯教室、相談のしおり作りなど活動の説明
意見及び情報交換
- 窃盗犯 万引き犯 自転車窃盗などは減少しているが、詐欺等の知能犯が増加している。性に関する犯罪が増加している。(大津北警察署)
- 街頭補導活動、各種防犯教室の実施、「相談のしおり」作成・配付を3つの柱として活動を進めている。街頭補導活動につても当初の計画通り行えた。7月までに各種防犯教室を保育園、幼稚園、小学校で昨年度よりも多く実施した。相談のしおりを作成し配付した。押花作りは例年手間暇がかかるが、各補導員さんが熱心にとりくまれているので、これからも継続したい。(大津北警察署補導員会)
- SNSの問題は小中学校で十分に指導されているが、生徒達は実際にスマホを手にすると自然に手が動いてしまい、今まで教えられてきたスマホのルールやなどは飛んでしまい、トラブルが増えているように感じる。(湖西地区高等学校等生徒指導連絡協議会)
- SNSの弊害をさまざまなところで感じる。引きこもりの青少年がやがて大人になった場合の対応が難しいと感じる。民生委員なども各家庭の状況が異なることから関わりに苦慮している。(青少年育成市民会議)
- 令和6年7月20日 湖西線50周年記念事業 記念列車を見送る旗振りに、堅田小学校と真野小学校の児童と保護者が100名以上協力してくれた。(大津市自治連合会)
- 不登校の増加、SNSの不適切利用などが気になっている。大学では、休みがちな学生にはSNSを利用して連絡を取ったりしている。関係機関などにつながりが無い生徒をどのように繋げていくかが課題である。(学識経験者)
- 不登校生徒などに関して、小・中学校から当センターに問い合わせや依頼が複数ある。学校では相談しにくかったりなど、様々な理由から当センターに相談やカウンセリングを受けに来る生徒や、保護者が居る。親の思いをしっかりと受け止めることは大変重要だと考えている。(堅田少年センター)
- 堅田少年センターの通信(8月号)「親が気をつけたい3つの声かけ」などは、保護者に是非読んだもらいたい内容だが、大津市内の保護者には配付しているのか?どこに配付しているのか? (学識経験者)
→センターの通信は、管内幼稚園、小・中学校、高校、補導員、関係機関、市民センターなどに配付している。市民センター等には多くの部数を配付しているので、一般の市民も手にすることができる。しかしながら、今後はホームページなどを活用して保護者にもみてもらいやすくすることも検討したい。(堅田少年センター) - SNSでのトラブルについて、さらに何か対策や対応を考えていかないといけないと考えます。(学識経験者)
→大津市内の小中学校では、SNS運営会社と大学が開発したプログラムでSNSトラブルの学習を行っている。(堅田少年センター)
→防犯教室でもクイズ形式でSNSトラブルへの対処法などを子どもたちに伝えている。(大津北警察署補導員会) - 親世代にSNSに関わるトラブルへの対処法などを啓発するような場をもうけていくのも大切ではないか。たとえば土日あたりに親向けの教室を開くなど。(大津市自治連合会)
更新日:2024年07月31日