北消防署 救急車・資器材について
北消防署に配備されている車両を紹介します。
救急車内前部
救急車の助手席には救急分隊長が、運転席には救急機関員がそれぞれ乗車します。
また、ダッシュボードにはサイレンアンプ、デジタル無線機、支援情報端末モニターなどが設置されています。
救急車内後部
救急車の後部には傷病者を収容するメインストレッチャー(主担架)や、傷病者の観察や処置を行うための器具が積載されています。
救急車積載資機材
救急車右側スライドドアの中には、簡易救助器具、酸素ボンベ、バッテリー、車両工具が収納されています。
担架:傷病者の固定や搬送に使用する器具です。(写真左からバックボード、スクープストレッチャー、ターポリン担架)
パラメディックケース:救急隊員が救急現場へ携行する救急かばんです。
パラメディックケースには、聴診器、血圧計などの観察器具や気管チューブ、輸液セット、薬剤(アドレナリン)などが収納されています。
患者監視装置:心電図、血中酸素飽和度、血圧などの測定が可能で、搬送中の傷病者の監視に使用します。
自動体外式除細動器(AED):致死的不整脈によって心停止した傷病者の心臓に電気ショックを行います。
人工呼吸器:心肺停止状態の傷病者に挿入した気管チューブなどに接続し、自動で人工呼吸を行います。
吸引器:傷病者の口の中などにある液状の異物を除去するために使用します。
血糖測定器:意識障害がある傷病者に対して血糖値の測定を行い、低血糖の場合には点滴からブドウ糖液を投与します。
輸液セット:心肺停止状態の傷病者や、大量出血・高度脱水などで血圧が低下した傷病者に対する点滴処置に使用する器具です。
更新日:2019年10月17日