【北消防署】津波・大規模風水害対策車の運用を開始しました

更新日:2019年06月03日

令和元年5月27日(月曜)に北消防署屋外訓練場において、津波・大規模風水害対策車の運用開始式を開催しました。

津波・大規模風水害対策車は、東日本大震災や九州北部豪雨等の教訓を踏まえ、がれきが山積みする現場や広範囲に浸水が続く現場などにおいて、迅速・的確に救助活動を実施することを目的に、機動力の高い車両・資機材等を配備した特殊消防車両となっています。

消防局ではこの津波・大規模風水害対策車の性能を最大限に活かし、各種災害に的確に対応できるよう市民の安心・安全に努めていきます。

津波・大規模風水害対策車と水陸両用バギー

津波・大規模風水害対策車の概要

津波・大規模風水害対策車

津波・大規模風水害対策車両

津波・大規模風水害対策車両は、車体サイズが全長約10メートル、全幅約2.5メートル、全高約3.7メートルの四輪駆動車となり、水陸両用バギーやFRPボート、ライフジャケット等の資機材を積載し、津波や大規模風水害による冠水地域での人命救助に特化した特殊消防車両です。

水陸両用バギー(ARGO)

水陸両用バギー【Argo】

水陸両用バギー【Argo】は、排気量約750ccのエンジンを搭載し、全長約3メートル、乗車定員6名で、最高速度は時速約32キロメートルとなっています。

泥ねい地において高い走破性を誇る水陸両用バギーであり、あらゆる環境下での迅速な人命救助活動が可能な車両となっています。

FRP製ボート

FRP製ボート(組み立て式)

  • FRP製ボート(繊維強化プラスチック製で、組み立て式のためコンパクトに収納が可能)
ゴムボート

ゴムボート

  • ゴムボート(馬力の高い船外機が取り付けられ、風水害時での流れの強い環境下での活動も可能)
津波・大規模風水害対策車積載資機材

津波・大規模風水害対策車の積載資機材の一部

上記の資機材の他にも、ライフジャケットやフローティング担架といった冠水地域での人命救助に特化した資機材が多数積載されています。

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