ガソリン、灯油、軽油の危険性について

更新日:2020年08月20日

私たちの身の周りにあるガソリンや灯油、軽油などは、火災を発生させる危険性が非常に高く、間違った取り扱いをすると思わぬ大事故につながり、命を奪うこともあります。それを防ぐには、ガソリンなどが持つ危険性を把握するとともに、火災予防方法や消火方法を身につけておくことが大切です。

ガソリン、灯油、軽油に関する一般的な留意事項

ガソリンの小分け
  • 火気を近づけない。
  • 給油する場合は、エンジンを停止する。
  • 貯蔵、取り扱う場合は、通風と換気をよくする。
  • 容器は密栓し、冷暗所に保管する。
  • 静電気の蓄積を防ぐ。

ガソリンの危険性

  • 極めて引火しやすい。
  • 揮発しやすく、可燃性蒸気は空気より重いので、低所に滞留しやすく穴やくぼみなどに溜まりやすい。
  • 流動(注入時や容器の揺れなど)の際に静電気を発生しやすい。

灯油、軽油の危険性

  • 加熱などにより液温が引火点以上になると引火危険はガソリンとほぼ同様となる。(夏の暑い時期などは注意が必要。)
  • 霧状となって浮遊するとき、あるいは、布などの繊維製品などにしみ込んだ状態では、空気との接触面積が大きくなるので、危険性は増大する。
  • 揮発しやすく、可燃性蒸気は空気より重いので、低所に滞留しやすく穴やくぼみなどに溜まりやすい。
  • 流動(注入時や容器の揺れなど)の際に静電気を発生しやすい。

消火方法

  • 粉末、泡消火器等で消火する。
  • 火災範囲が拡大する可能性があるため、水による消火はしない。

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消防局 予防課
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