【西分署】消防業務の紹介(スローバッグ編)
スローバッグとは
「スローバッグ」とは、水に溺れた人を助ける道具の一つです。
バッグに水に沈まないフローティングロープと浮力体が収納された救助資器材で、軽量かつコンパクトで簡単に携行することができ、一刻を争う現場において重宝する道具です。


使用方法


西分署が所有しているスローバッグのロープの長さは20メートルあり、岸から少し離れた場所で溺れた方を助けることも可能で、バッグを水に濡らし適度に重たくすることで風の影響を受けにくくなり正確に投げることができます。隊員は状況に合わせて投げ方を選定して、要救助者にスローバッグを投げます。
また、水難隊員がスローバッグを身に付けて泳ぎ、溺れている人を確保することで助けることもできます。


川のように流れがある場所では、溺れて流されている方に対してピンポイントでスローバッグを投げる技術が求められるため、日頃からスローバッグを取扱う訓練を行い、現場に備えています。
更新日:2023年08月02日