【西分署】9月の救急ニュース
9月の救急訓練
9月の救急訓練では脳疾患を疑う場合の観察方法について訓練を行いました。


脳疾患が疑われる救急事案では、CPSS(シンシナティ病院前脳卒中スケール)やLVOスケール(主幹動脈閉塞予測スケール)といった指標を用いて、傷病者の観察を行います。
CPSS→顔面下垂、上肢の脱力、構音障害
LVOスケール→脈不整、共同偏視、半側空間無視、失語、顔面麻痺、上肢麻痺
119番通報の内容で、「いつもより話しづらい」「体に力が入らない」などの情報があれば、脳卒中を疑って観察を行います。
傷病者の状態が上記の観察項目に該当すれば、脳卒中の可能性が高くなるので、脳卒中に対する処置が可能な病院に搬送します。
更新日:2024年10月24日