下水道施設の被害予測

更新日:2018年08月27日

 琵琶湖周辺には、複数の活断層が確認されており、その中の琵琶湖西岸断層帯に起因する地震が発生した場合、最大震度は7と推定され、下水道施設も、大きな被害が受けることが予想されます。
 地震による下水道施設の機能の低下や停止は、市民の生活や琵琶湖などの周辺環境に大きな影響を及ぼす可能性があります。

大津市内の活断層

大津市内の活断層

下水道施設の被害予測

 管路の被害予測については、大津市域への影響が最も大きい琵琶湖西岸断層帯地震(ケース2)の想定震度分布と液状化危険度、下水道管の種類から過去の大規模地震の被害調査実績をもとに、被害予測を行いました。
 その結果、大津市の1,100キロメートルを超える下水道管のうち、最大で全体の4分の1にあたる約270キロメートルの管路が被害を受けると予測されます。
 また、処理場、ポンプ場についても、想定震度分布と液状化危険度の他、立地条件や施設の耐震化状況から予測しました。その結果、下水道施設の被害額は、最大*で約440億円になります。

最大

同一の震度でも、阪神淡路、中越等の地震で被害状況が異なるため、震度別の被害発生率(実績)の最大値を採用した場合の被害

 

液状化指標等

大津市地域防災計画(震災対策編)は下記リンクをご覧ください。

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