粉末活性炭処理設備

更新日:2021年04月30日

 注入設備と接触池で構成し、粉末活性炭を原水に注入し接触池内で十分混和させて、水中の臭気物質などを吸着除去する設備です。注入した活性炭は、濁質分と合わせて、後工程の凝集・沈殿と砂ろ過で取り除きます。この設備は、真野、柳が崎、膳所の3浄水場に設置しています。とくに、かび臭発生が長期化する柳が崎、膳所の両浄水場では、生物処理と組み合わせて効果を上げています。この処理方法は、かび臭が琵琶湖で最初に発生した翌年の昭和45年から行ってきました。

処理フロー
粉末活性炭接触池の概要仕様
施設名 真野浄水場 柳が崎浄水場 膳所浄水場
有効容量 1328.4立方メートル 830立方メートル 1994立方メートル
形状寸法 幅13.5x長25.5x深5.5メートル 幅8.4x長18.4x深5.7メートル 幅8x長37.5x深4メートル
撹拌方式 ブロアー方式16立方メートル/分 水平う流及び機械撹拌方式 水平う流及び機械撹拌方式
処理水量 39,000立方メートル/日 32,000立方メートル/日 49,500立方メートル/日
接触時間 49分 40分 43分
注入方法 乾式方式 湿式
スラリー液方式
湿式
スラリー液方式
最大注入率(wet) 20ppm(wet20%) 40ppm(wet50%) 40ppm(wet50%)

 

膳所浄水場
膳所浄水場

膳所浄水場

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