自主防災組織や防災士について学びましょう!

自主防災組織とは

自主防災組織設置率の円グラフ

自主防災組織とは、市民の皆さんが「自らの命は自分で守る」という自助、そして、「暮らしている地域は自らで守る」という「共助」を念頭におき、安心で安全に暮らせるまちづくりのために日々防災活動に取り組んでおられる団体をいいます。

大津市では、小学校区を単位として設立された「学区自主防災組織」と、概ね自治会を単位として設立された「地域自主防災組織」が連携し、それぞれの地域で防災活動を行っておられます。

大津市では平成20年11月に、36学区の全てに「学区自主防災組織」が設立されました。

一方で、「地域自主防災組織」は令和5年4月1日現在で市内全724自治会中、694自治会において設立されており、設置率は95.9%となっています。

消防局では、現在、既に設立されている自主防災組織の活動支援に加え、自主防災組織が未設立の自治会等に対して設立に向けた働きかけを行っています。

防災士とは

地域防災力のイメージ図

災害による被害を最小限にとどめる、地域防災力の担い手が「防災士」です。

阪神・淡路大震災では、家屋の倒壊や家具の転倒の下敷きとなった人々の約8割を家族や近隣住民が救助したことで災害時の民間力がクローズアップされました。こうした経験を教訓にして生まれたのが、地域防災力の担い手である「防災士」であり、防災士制度は平成15年(2003年)から創設されて現在に至ります。

防災士資格の取得者は、全国で258,250人、滋賀県では3,163人(令和5年5月末日時点)。

大津市では平成24年から大津市防災士養成事業を開始し、現在にいたるまでに792人を養成し、養成事業以外での資格取得者を合わせると、859人の方が防災士として活躍されています(令和5年5月末日時点)。

フォローアップ研修の様子

防災士の皆さんは災害時のみならず、普段から自主防災組織の活動に積極的に関わり、学区や地域の防災訓練の企画、運営等に尽力いただいております。

また、防災士としての知識や技術を継続して持ち続けるために防災士フォローアップ研修をはじめ、様々な研修に参加され自己研鑽に励んでおられます。

防災士を募集しています!

防災士ベスト

大津市では、個人で防災士の資格を取得された市内在住の防災士の方を対象に、大津市防災士として登録していただける方を募集しています。大津市防災士に登録していただくと、「大津市防災士ベスト」を貸与させていただく他、大津市防災士を対象にした各種研修への参加案内をさせていただきます。

自主防災組織や防災士を紹介するファイルを作成しました

消防局では、防災教育の推進事業の一環として、地域防災力の中核を担う自主防災組織、消防団への理解促進をはかるため、小学校3年生、4年生に向けたクリアファイルを作成し、令和5年5月に配布しました。

クリアファイルの内容については、小学生に限らず、広く市民の皆さまに知っていただきたい内容です。以下のファイルからご覧ください。

防災教育クリアファイル(PDFファイル:3.6MB)

 

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