電気火災ストップ!リチウムイオンバッテリーなどの電気火災に注意しましょう
電気器具類から出火する火災が増加しています
近年、スマートフォンやモバイルバッテリー、充電式電気工具などに使われるリチウムイオン電池が原因の火災が全国的に増えています。また、日常の電気製品の使い方によっても火災は発生します。電気火災を防ぐために、次のポイントを心がけましょう。
【リチウムイオン電池の安全な使い方】
・正しく購入する(純正品や認証品を選ぶ)
・充電は規格の適合を確認し目の届く範囲で行い、可燃物の近くに置かない
・衝撃を加えたら使用しない(落下・ぶつけた後は注意)
・異常な発熱・膨張・変形があれば使用を中止する
・正しく捨てる(大津市のごみ分別ルールを確認し適切に処分する)
【日常の電気火災予防】
・傷んだコードやプラグは交換する
・コンセント周りを定期的に掃除する
・たこ足配線を避け、許容電力を守る
・外出前や就寝前は電源をオフにする
電気火災は、日頃の注意で大きく減らせます。ご家庭の電気製品の使い方を今一度見直しましょう。
家庭の防火対策に新常識!感震ブレーカーで電気火災ゼロへ
大きな地震が起こると、地震によって停電したあとに電気が復旧したとき、倒れた電気ストーブや傷んだ配線などに通電されることで火災が起きてしまうことがあります。これを通電火災といいます。
このような通電火災を防ぐために有効なのが「感震ブレーカー」です。感震ブレーカーは、震度5強程度以上の揺れを感知すると自動で電気を遮断し、通電火災を防止します。特に不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に、電気火災を防止する有効な手段です。
ご家庭の電気製品の使い方の見直しに合わせて、感震ブレーカーを設置しましょう。
感震ブレーカーについて詳しくはリンクをご覧ください。
今後も大津市消防局では、市民のみなさまとともに災害に強いまちづくりを進めてまいります。

