【収れん火災にご注意ください】ペットボトルが原因で火災になることがあります!

収れん火災とは?

太陽光がレンズや鏡によって反射、または屈折して1点に集まることを「収れん現象」といい、そこに可燃物があると火災になる場合があります。

これを「収れん火災」と呼んでいます。

収れん火災は太陽の光が強い夏場に起こるものと思われがちですが、空気が乾燥しやすく、太陽の高度が低くなって部屋の奥まで光が差し込む朝夕や冬場にも起こることがあります。

この火災は、太陽の位置、気象条件、収れん現象を起こす物の位置、可燃物の位置など、様々な条件が重なった時に予期せず起こる偶発性の高いものです。ただし、これらの条件が揃えば、いつでもどこでも起こり得るということです。

どんな物が原因で起こるのか?

収れん火災のイメージイラスト

収れん火災の原因となるものは、鏡や透明な球体が多く、吸盤や車のホイール、置時計や照明器具、ペットボトルや金魚鉢など多岐にわたります。

これらに共通するものは日常生活で使用しているような身近な物だということです。


タイヤのホイールに反射して、猫よけのペットボトルで屈折して。
なんてこともありますので、屋内だけではなく、屋外においても発生する可能性があるので注意しましょう。

収れん火災を防ぐポイント

  • 窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かないようにしましょう。
  • 外出する際にはカーテンを閉めて遮光しましょう。
  • 自動車やバイク、水を入れたペットボトルなど、屋外での収れん現象に注意しましょう。

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