市内の造船所と消防活動支援協定を締結しました
消防局では、琵琶湖上での事故への対応能力強化、災害現場での支援に加えて、船舶操船技術等を日常的に支援いただくために、大津市今堅田の株式会社杢兵衛造船所と消防活動支援協定を締結しました。


協定の締結にあたり、双方の幹部が、消防活動支援協定の内容及び日々の連携強化について確認を行いました。
このような協定は、近年、大規模化する各種災害に対し、当市の消防力だけでは対応できない事態を「想定外」とせず、消防活動体制を確保するために、様々な分野の関係機関と協定を締結しているものです。
今回の協定では、消防活動拠点又は湖上輸送時の物資集結拠点としての敷地の提供や台船による車両、人員及び物資の輸送等の有事の際における活動支援に加えて、船体構造等に関する研修や操船技術に関する研修等の日常的な支援を受けることが特徴で、滋賀県では初めての協定です。

今後は、有事の際の活動支援のみならず、船舶の専門家である株式会社杢兵衛造船所から、船体構造等の研修や船舶操船訓練等の日常的な支援をいただきながら、琵琶湖上における迅速で安全な活動につなげていきます。