救助訓練中における事故報告書の公表について
救助訓練中における事故報告書の公表
令和6年8月1日に発生した救助訓練中における事故に関し、事故発生の原因・課題の抽出、再発防止対策の取り組み状況をとりまとめた「救助訓練中における事故報告書」を公表します。
救助訓練中における事故報告書 (PDFファイル: 15.1MB)
経緯
事故発生直後から事故発生の原因究明と再発防止を講じるため、本市消防局職員で構成する「救助訓練中における事故に関する検証委員会」を立ち上げ、同年8月中に「救助訓練中における事故に関する検証委員会報告書」(以下「報告書」という。)を作成しました。
また、客観的・専門的見地からの意見を取り入れるため、同委員会が外部の有識者から構成される「大津市消防局訓練事故検証委員会」に意見聴取し、確立された分析方法を用い、さらに多角的な視点から検証し、再発防止策等を効果的にする必要があるとの指摘を受けたため、より具体的かつ根本的な再発防止策に取り組むことを目的とした再検証を実施し、「救助訓練中における事故に関する検証委員会再検証報告書」(以下「再検証報告書」という。)を同年12月に作成しました。
「救助訓練中における事故報告書」は事故発生から1年4ヶ月が経過し、現在進行中の再発防止対策の取り組み状況を含め、報告書及び再検証報告書の記載内容を整理したものです。
(注)資料5警防活動時等における安全管理マニュアル、資料6訓練時における安全管理マニュアルは総務省消防庁ホームページを参照
本事故は万全な安全管理体制のもとで確実に実施されるべき救助訓練中に発生したもので、安全管理に関する複数の要因が重なった結果、職員の尊い命を失うという重大な事態に至りました。
今後は、二度と同様の事故を発生させないため、本事故の教訓を職員に伝え続け、組織を挙げて安全文化の醸成に取り組み、市民の安心・安全と職員を守り抜くことを誓います。

