大津市・草津市の景観連携(平成30年度)

琵琶湖を挟んで互いに「見る・見られる」の関係にある大津市と草津市で、琵琶湖の普段の眺めに隠された「歴史」や「美しさ」に迫るため、景観づくりチャレンジ隊を開催しました。

参加者には、近江八景にも描かれた「瀬田の夕照」を貼り絵で描いたり、高速船「megumi号」に乗船して、湖上から大津と草津の対岸景観を眺めていただき、景観について理解を深めていただきました。

東海道統一案内看板専門部会で議論した成果を両市長にご報告いただき、看板設置のルールや取り組みのPR方法など「東海道統一案内看板設置の手引き」としてまとめていただきました。

また、景観法に基づく「景観協議会」の設立を両市長で合意し、景観基本計画の策定に向けて「びわこ大津草津景観推進協議会」と景観法に基づく協議会の両輪で進めていくことを決定しました。

近江八景や東海道の歴史景観等の共有の財産である景観を今後も守り育てていくための施策について、市民に主体的に関わっていただきながら、景観を守り育てていくため、また景観基本計画に反映するための提案や意見をいただくことを目的に、ワークショップを開催しました。

「びわこ大津草津景観宣言」の意義や、景観の成り立ちなど、「景観」を学んでいただいたのち、両市の対岸眺望ポイントなどをバスでめぐり、市民の皆様が実際に見て感じた景観の魅力や課題等について意見交換を行い、今後、景観基本計画に反映させるための様々な意見をいただくことができました。