「第24回大津市民短歌・俳句大会」結果について

更新日:2025年01月16日

第77回大津市文化祭の一環として開催した「第24回大津市民短歌・俳句大会」の受賞者を決定し、令和6年11月24日(日曜)に表彰式を行いました。
受賞者は次のみなさんです。(敬称略)

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受賞者紹介

短歌 児童の部
賞名 作品 学年 氏名
大津市長賞 手術してリハビリがんばるお姉ちゃん立てた歩けた家族ではくしゅ 4年 橋本 浩志
大津市教育委員会教育長賞 ぼくのかげながーくのびたらまたあした大きい夕やけのみこまれそう 2年 中山 仁
大津市文化連盟会長賞 ミシガンに乗って見える風景はむらさきしきぶもながめたのかな 4年 谷本 麻衣
大津短歌連盟会長賞 ありがとうどういたしましてどうぞいえいえ大丈夫いろんなこころ 5年 田中 梨々愛
佳作 キーマカレー小さなピーマンかくれんぼおさらのはしにみどりのお山

2年

清水 聡仁
佳作 ふうりんのきれいなおとでねむくなるなつかぜふくよみんなでひるね 1年 山田 真梨恵
佳作 たのしみはちいさなつぶがみえてくるきらきらひかるそらをみる時 6年 深見 紗衣
佳作 たのしみはなつの日のよるカブトムシ木にいたところつかまえたとき 6年 杉浦 慧
佳作 おにいちゃんじゅけんせいだおかしいな毎日ぼくの隣でゲームざんまいだ 4年 杉本 樹一
佳作 いもうとはぼくがさわるとすぐえがおむちむちがおがあいくるしいよ 3年 小城 奏都

 

短歌 生徒の部
賞名 作品 学年 氏名
大津市長賞 また明日手をふるきみとふらないぼく踏切はさんで別れるホーム 中学2年 斉藤 宗介
大津市教育委員会教育長賞 ライクとラブ違いがわからぬ春の頃おいてけぼりの中二の私 中学2年 高橋 侑季
大津市文化連盟会長賞 墓参り墓石を拭いて思い出すすいかに塩振る祖父との夏日 中学1年 游 敦郎
大津短歌連盟会長賞 プランター栽培トマトまだ実無しあきらめないでと蝶飛んで来た 中学1年 奥村 彩生
佳作 マクドにてポテト揚げるの熱かったお金をかせぐ大変さ知る 中学2年 松田 龍亜
佳作 さようならいつも言ってるこの言葉本当になんてなりたくないな 中学2年 長谷部 瑠太
佳作 緊張で足が震えたデビュー戦ペアで掴んだ初戦突破を 中学1年 井本 咲愛

 

俳句 児童の部
賞名 作品 学年 氏名
大津市長賞 ぼくよりもあせをかいてるかんジュース 2年 中山 仁
大津市教育委員会教育長賞 おもたいな足に弟熱帯夜 6年 寺田 陽信
大津市文化連盟会長賞 白球追う最後の夏にひびく声 6年 敦賀 大智
大津市俳句連盟会長賞 流れ星願いは一つピアニスト 4年 伊勢村 杏奈
佳作 かぶとむしつかまえたいなおおきいの 1年 戸嶋 和葉
佳作 あと3日つくつくぼうしあせらすな 6年 下川 瑠奈
佳作 湖(うみ)の上響く快音大花火 5年 仲西 奏祐
佳作 ヒマワリがお空の雲と手をつなぐ 3年 疋田 莉菜

 

俳句 生徒の部
賞名 作品 学年 氏名
大津市長賞 スパイクに別れを告げる炎天下 中学3年 住田 穂香
大津市教育委員会教育長賞 ありがとう命を守る夏帽子 中学1年 岡室 真央
大津市文化連盟会長賞 湖(うみ)向けてホルン吹く先いわし雲 中学1年 小林 千智
大津市俳句連盟会長賞 炎天下京都タワーが燃えている 中学3年 屋附 まこと
佳作 せんこうの香りただよう夏の庭 中学1年 織田 真子
佳作 くじけても向日葵の如前を向く 中学2年 桑野 水希
佳作 蝉の声聞いて目覚めてまた二度寝 中学1年 橘 美乃鈴

 

短歌 一般の部
賞名 作品 氏名
大津市長賞 何回を腰かけただらうか正座できぬ母に買ひたる椅子の低さよ 嶋寺 洋子
大津市議会議長賞 異常なしと聞いて病院出る時に初めて気付く玄関の花 秋山 一美
大津市文化連盟会長賞 肖像が首横に振る新紙幣キャッシュレス化に異を唱ふかに 北村 環
大津短歌連盟会長賞 今日ぐらい行方不明もいいかなとスマホ持たずに深山の寺へ 岸田 孝子
NHK大津放送局賞 くり返す冒険挑戦いつまでも私が自分であるための道 松宮 啓子
エフエム滋賀賞 マグカップ両手で包んで暖をとる茶の間の火鉢知らない子らと 西東 靖子
京都新聞賞 若き日は今日よりは無きと背を押され老いて茶道の門をたたきし 黒川 映湖
KBS京都賞 木洩れ日の森の小径に聞く鳥の声の中より鶯の声 吉田 邦子
毎日新聞社賞 かじかむ手上から温めてくように君の言葉は体温をもつ 山本 弘美
佳作 卒寿米寿祝われ実感なきままに今を一番よき日と思う 林 貞子
佳作 吾の顔が男に変化するアプリスマホ画面に若き日の父 蜘蛛野 澄香
佳作 「ぼ」と言えば食べたいブドウが目の前にしいちゃん一才魔法が使える 田村 康子
佳作 ふと触れる同じところにあるほくろ浮かぶ親父の肩を揉んだ日 山本 洋祐
佳作 アルバムをそっと開ければ静けさに溶け込むような友の声する 葛城 照美

 

俳句 一般の部(募集句)
賞名 作品 氏名
大津市長賞 句と遊び米寿の春を迎へけり 池田 光月
大津市議会議長賞 語り部は二十一歳原爆忌 船岡 房公
大津市文化連盟会長賞 魂の抜ける暑さや京の辻 横川 和醸
大津市俳句連盟会長賞 三井寺に孔雀の睡る良夜かな 増永 賢一
朝日新聞社賞 新蕎麦の香り一気に啜りけり 瀬津 長司
産経新聞社賞 書初やあふれる元気かすれ文字 北村 正幸
中日新聞社賞 荒稲(あらしね)をかんで刈り日を決める父 板倉 ちえ子
BBCびわ湖放送賞 城址とふ風の踊り場夏の蝶 森下 万与
読売新聞社賞 向日葵やドクターイエロー最終ラン 風羽 ふわり
石倉政苑 特選 句と遊び米寿の春を迎へけり 池田 光月
七里源一 特選 語り部は二十一歳原爆忌 船岡 房公
志村宣子 特選 三井寺に孔雀の睡る良夜かな 増永 賢一
山田鳴子 特選 新蕎麦の香り一気に啜りけり 瀬津 長司
佳作 古代湖と歩む近江や鮒の鮓(すし) 吉田 節夫
佳作 ぎゅっと抱き締め息吐かす浮輪かな 北村 環
佳作 京という縁なき単位ところてん 小菅 信一
佳作 出土器のジグソーパズル秋灯 原田 しづ子

 

大津市民俳句大会(当日句)
賞名 作品 氏名
大津市長賞 蔦紅葉石の声聞く穴太衆 千川 修一
大津市議会議長賞 聞き上手忘れ上手や日向ぼこ 中村 和代
大津市文化連盟会長賞 道化師になりて居残る案山子かな 山根 悠翁
大津市俳句連盟会長賞 立冬の空を拡げる庭師かな 吉田 邦子
石倉政苑 特選 夫逝きて心のすき間雪ほたる 宮崎 正子
七里源一 特選 蔦紅葉石の声聞く穴太衆 千川 修一
志村宣子 特選 婿どのとととととととと新酒くむ 川那部 瞳
山田鳴子 特選 婿どのとととととととと新酒くむ 川那部 瞳
佳作 婿どのとととととととと新酒くむ 川那部 瞳
佳作 よきことのありてよき音踏む落葉 池田 光月
佳作 夫逝きて心のすき間雪ほたる 宮崎 正子
佳作 陽に感謝風に感謝の吊し柿 多賀 晃信
佳作 バイオリン椅子に置かれて文化の日 林 満喜
佳作 山里を引っ掻いている鵙の声 板倉 ちえ子

 

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