周りにいじめられている仲間がいたら

「わたしに何かてつだえることはある？」と声をかけてみるのはどうでしょう？むりに声をかけなくても、だれかがそばにいてくれるだけでも、その友だちは、きっと安心できると思います。あまり話したことがない人だったら、まずは「○○さん　おはよう」ってあいさつしてみましょう。自分の名前をよんでもらえると、ほっとしますよ。

友だちの話をじっくり聞くことはできますか？何かアドバイスはできなくても、つらい気持ちを聞いてあげるだけで心が落ち着くこともあると思います。話を聞いて、自分でどうしたらよいか、わからない場合は、まわりの大人に相談してみてください。

声をかけられそうなら「何があったの？」と声をかけてあげてみてください。また、いじめを見つけたときは、まわりの大人（先生やおうちの人）に知らせるのも大切なことです。

みんなの中に入りたいのに、入れない人がいたら、たとえば、声をかけてあげるのもいいと思います。さそってもらえると、その人も、なかまに入りやすくなりますよ。

悪口は、聞いている方もイヤな気持ちや、つらい気持ちになりますね。友だちに直せつ、あなたの気持ちをつたえてもいいし、むずかしそうだったら、おうちの人や先生などに相談して、悪口をやめてもらう方ほうを、いっしょに考えることもできると思いますよ。

そのさそいを、ことわったら、どうなるんだろうと考えると、ふあんになったり、こわかったりしますよね。そんなときでも、自分の気持ちを大切にしてほしいと思います。一人でなやまないで、まわりの大人や先生、「おおつっこ相談チーム」に話してください。

いじめを止めるのは、ゆうきがいりますよね。あなたの心配も大切な気持ちです。そんなときは、「近くにいる友だちや先生に知らせる」「先生やおうちの人に相談する」など、まわりの力をかりてみましょう！

ふだんから、おたがいを大切に思って、親切にすることができるといいですね。なるべく、相手のよいところを見つけて、自分とちがっていても、みとめてあげることができたらいいなと思います。