平成28年熊本地震に係る本市対応について
平成28年熊本地震に係る本市対応について
応急危険度判定士の派遣
建築物の危険性をできる限り速やかに判定し、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的とし、職員を熊本市へ派遣しました。
- 4月25日~29日 1名
注:応急危険度判定士は大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止する役割を担う。
被災宅地危険度判定士の派遣
建築物の危険性を判定する被災宅地危険度判定支援を目的とし、職員を大津町及び西原村へ派遣しました。
- 5月4日~8日 1名
注:被災宅地危険度判定士は災害対策本部が設置されるような大規模な地震または大雨等によって、宅地が大規模かつ広範囲に被災した場合、要請を受けた被災宅地危険度判定士が危険度判定を実施し、被害の発生状況を迅速かつ的確に把握することにより、宅地の二次災害を軽減・防止し住民の安全を確保する役割を担う。
家屋被害認定調査派遣
地震で被害を受けた家屋の被害判定を目的とし、大津町へ職員を派遣しています。
- 5月4日~13日 2名
- 5月13日~20日 2名
注:家屋被害認定調査は地震等により被害を受けた家屋を、全壊、大規模半壊、半壊、一部半壊の4段階で判定を行うもので、この判定により「り災証明」を発行する。
保健師の派遣
被災住民に対する保健医療活動に協力することを目的とし、南阿蘇村へ職員を派遣しています。
- 4月25日~30日 1名
- 5月23日~28日 1名
本市の体制
- 4月15日 13時45分 第1回災害支援対策本部会議開催
- 4月18日 14時00分 第2回災害支援対策本部会議開催
- 4月27日 14時30分 第3回災害支援対策本部会議開催
被災地(熊本県大津町)への支援
物的支援
熊本県大津町へ職員を派遣し、2回にわたり物資を搬送いたしました。
(第1次)
- 搬送日程
18日
14時30分 物資搬送出発
19日
6時00分 大津町へ物資到着
6時10分 大津中学校へ物資運搬
- 搬送物品
物品名 | 品数 |
---|---|
飲料水(500ミリリットル) | 840本 |
粉ミルク(27ミリリットル) | 1,536袋 |
哺乳瓶 | 180本 |
大人用紙オムツ | 3,520枚 |
子ども用紙オムツ | 1,350枚 |
衛生用品 | 11,472個 |
家入大津町長自らお出迎えいただき、その後、避難所となっている大津中学校へ運搬いたしました。
(第2次)
- 搬送日程
20日
16時05分 物資搬送出発
21日
8時40分 大津町役場へ物資到着
10時10分 大津町 総合体育館物資搬送
10時50分 大津町中学校物資搬送
- 搬送物品
物品名 | 品数 |
---|---|
災害用仮設トイレ | 20基 |
簡易トイレ | 200基 |
簡易トイレ用処理袋 | 6,000枚 |
毛布 | 390枚 |
大人用紙オムツ | 5,120枚 |
飲料水(500ミリリットル) | 2,880本 |
第1次搬送と同様、各避難所まで運搬いたしました。
人的支援
物的支援に引き続き、支援物資集積所から各避難所への物資搬送業務および災害廃棄物置場での誘導業務などを目的に熊本県大津町へ随時職員を派遣いたしました。
(第1次)
・派遣期間
4月22日~26日
・派遣職員
市職員6名
(第2次)
・派遣期間
4月26日~30日
・派遣職員
市職員4名
(第3次)
・派遣期間
4月30日~5月4日
・派遣職員
市職員4名
(第4次)
・派遣期間
5月4日~8日
・派遣職員
市職員4名
平成28年度熊本地震に係る個人からの救援物資の受付について
現在、市での取り扱いはございません。現地での物資受入れ容量がオーバーしているからです。これは、被災地熊本県のお願いでもあります。その他機関での取り扱いもございません。
市民のみなさまにおかれましては、その旨ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
なお、義援金に関しては日本赤十字社にて受付をしております。
更新日:2018年08月27日